2018年5月10日 11:00|ウーマンエキサイト
ピース又吉、子どもを本好きにするために親ができることは?「こどもの本総選挙」
■“こどもの本”総選挙 最強の1冊は?
それでは『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』のベスト 10 結果発表をお届けします。表彰式で明かされた、プレゼンターたちの“本を選んだ理由”もご紹介!
●第1位「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」(監修/今泉忠明 2016 年 高橋書店)
プレゼンター(小6)「残念な生き物のことをよく知ることができました。そして、残念なところを改善していきたいと思いました」
今泉さん「ビックリですね。子どもの頃はいたずらばかりしていて、賞なんてもらったことは一度もないんです。だから僕は、残念な子どもだったんじゃないかなぁと思っています(笑)。
ありがとうございました!」
又吉さん「たしかに残念なんですけど、それが個性で残念な部分を知ってもその動物を嫌いにならず、むしろ好きになれました。それって、人間を観るときにも活かされる気がします。
残念な人間っていっぱいいるんですけど(笑)…それを欠点として見るのではなく、ユニークな部分として見ることもできるのかなと思いました」
●第2位「あるかしら書店」(著/ヨシタケシンスケ 2017 年 ポプラ社)
プレゼンター(小3)「僕は作家になりたいので、あるかしら書店で“作家の木の育て方”を買いたくなりました」
ヨシタケさん「『こどもの本総選挙』ということで本が好きな子どもたちに、この本を選んでもらえたというのはうれしいです。これからも本を読んで、たくさんのことを考えながら、大人になってほしいと思います」
●第3位「りんごかもしれない」(作/ヨシタケシンスケ 2013 年 ブロンズ新社)
プレゼンター(小3)「先日も給食のみかんを手にとって、『これはみかんの形をしたUFOかもしれない』とか言い合って、友達と遊びました。この遊びはとても楽しいです」
●第4位「おもしろい!進化のふしぎ 続ざんねんないきもの事典」(監修/今泉忠明 2017 年 高橋書店)
プレゼンター(小5)「読み始めはうそだと思ったけれど、図鑑で調べると本当だと気づきました。本当のことが書いてあるなら、大きな図鑑で調べるより楽だからいいなと思いました」
●第5位「おしりたんてい かいとう VS たんてい」(作・絵/トロル 2017 年 ポプラ社)
プレゼンター(小4)「謎解きや迷路がワクワクしておもしろいし、おしりたんていの決め技はいつ見ても妹と大笑いしてしまうほどおもしろいです。最近は、下の妹にも読んであげています」