洗濯物が2時間でカラッ!「部屋干しのニオイを断つ」たった2つのポイント
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そろそろ、今年も梅雨のシーズンを迎えようとしています。雨が多いこの季節はもちろん、共働きだったり、花粉や大気汚染が気になったりして、洗濯物は部屋干しすることが多いご家庭は少なくないでしょう。けれど、部屋干しだとどうしても生乾きのニオイが気になることも…。
そこで今回は、「基本的に部屋干し派」という
整理収納アドバイザーの
本田和さんが実践している、
部屋干しテクニックのあれこれを教えていただきました!
■温度管理とナチュラル漂白「きちんと除菌」が部屋干し派の味方
洗濯機は夜に回し、部屋干しすることがほとんどだという本田さん宅では、生乾きのニオイ対策は大きなテーマ。あらゆる策を講じて、ついに「生乾きのニオイゼロ」を実現したそう。
その2大ポイントが「きちんと除菌」と「早く乾かす」。まずは「きちんと除菌」について本田さんが実践している4つのテクニックをお聞きしました。
きちんと除菌その1:酸素系漂白剤で、ニオイの元をシャットアウト
「生乾きのニオイの原因になる雑菌へのアプローチとして、いつもの洗剤と一緒に、粉末の酸素系漂白剤を洗剤用スプーン1/2杯程度入れています。酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤よりもナチュラルでありながら、汚れはきちんと落とし、除菌作用もあるとされています。
この習慣を始めてから洗濯物のニオイはほぼ気にならなくなり、今や洗濯に欠かせないアイテムです」(本田さん)
きちんと除菌その2:40℃程度のお湯で洗う
「酸素系漂白剤が実力を発揮するのが、40〜50℃といわれています。注水の温度調節ができない洗濯機なら、お風呂の残り湯を利用してもよいと思います。その場合、洗いだけ残り湯で、すすぎは水のコースを選択してくださいね」(本田さん)
きちんと除菌その3:頑固な汚れはつけおきで
「泥がついた靴下などは軽く汚れを洗ってから、酸素系漂白剤を溶かした40〜50℃のお湯と一緒に容器に入れて一晩つけおきします。翌日はすすいで洗濯機に入れればOKです」(本田さん)
きちんと除菌その4:洗濯機も清潔にキープ
「洗濯機自体の汚れにも要注意です。私の場合は、洗濯機を使うたびにパッキンや洗濯槽の水分を拭き取り、ふたを開けて湿気がこもらないようにしています。意外と見落としがちなのが、洗剤を入れるケース部分。
汚れたままだと雑菌が繁殖しやすくなるので、こまめに洗えるといいですね。
また、酸素系漂白剤を毎回使っていると、洗濯ついでに洗濯槽のお掃除にもなるというメリットがありますが、それでも定期的なクリーニングは必要。洗濯機によってお手入れの頻度やクリーニング方法が違いますので、取扱説明書を確認してみてくださいね」(本田さん)
酸素系漂白剤を加えるだけで、汚れ落ちも除菌力もアップ! そのうえ洗濯槽のきれいキープも期待できますが、生地によっては酸素系漂白剤が使えないことも。事前にタグなどをチェックしてからトライしてくださいね。