夫の意見で買ったマンションが気に入らず、後悔しています【心屋仁之助 塾】
これは決して、「旦那さんが悪い」「ゆきぞうさんが悪い」という話ではありません。「あなたのせいで/あなたがそうさせた」と人のせいにして被害者になることでもなければ、「なぜ言えなかったんだろう」と自分を責めることとも違います。
ただ、すべてにおいて「私がそうしたんだ」と認めることです。「した後悔」より「しなかった後悔」のほうが大きいと言われるように、言わないで勝手に諦めるより、自分の意見をきちんと言えたほうが納得感はあるものです。たとえ、思いどおりにはならなかったとしてもです。
言えなかったとしても、1〜4などの思いを優先させて言わなかった私、妥協した私ごと、「あのときの私にはそれが精一杯で、それを選んだんだ」と認めてあげること。すると、その瞬間から「強いられる」、つまり被害者意識から卒業できます。
どんな状況であろうと、「決めたのは私、したのは私」「そのことによって起きたことを引き受けます」という考え方です。
その上で、日中、日に当たる気持ちよさが欲しいなら、昼間すてきなカフェのテラス席でお茶をするのもいいでしょうし、他にもいろいろなアイディアがあるかもしれません。ぜひ考えてみましょう。
また、この問題は自分の気分的なものなのか、実際に困っていることがあるのか、本当に欲しているものは何か、ないものねだりの心の癖はないか…など自分と対話してみることもオススメします。
そして、旦那さんと会話不足であったと思われますので、この件に限らず今後の生活全般について、自分の思いを素直に打ち明け、互いにすりあわせる機会を持つのもいいでしょう。
(旦那さんも、ローンの額が高くなると高いプレゼントを買ってあげられなくなると思ったかもしれませんし、 互いに何を重視して相手を思いやっているかは、話してみなければわからないものです)
ゆきぞうさんがどこでも、誰との関係でも、気持ちよく過ごされることを祈っています。
・このカウンセラーのブログ
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(編集/外山ゆひら)
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