映画「ルパパト」伊藤あさひ×結木滉星インタビュー。Wレッドの素顔に迫る
■子どもたちの“ヒーロー”でいるために
――伊藤さんは番組開始当初のインタビューで、子どもたちに話しかけられてもうまく返せない…とおっしゃっていましたが、最近はいかがですか?
伊藤:いまは、子どもたちが「魁利」と呼んでくれるのがすごくうれしいです。自分もその波に乗って、ヒーローっぽくできるようにはなってきたのかなとは思います。酔いしれていますね(笑)。
「アクションにもだいぶ慣れてきました。映画でも、恐怖心とかはなく、どうすれば一番カッコよく見えるかを考えながら演じられたと思います」と伊藤さん
――子どもから話しかけられたとき、意識していることは?
伊藤:ヒーローは子どもにとっては憧れの存在なので、親しみやすい感じで「いつもありがとう」と言うのではなくて、「良い子にするんだぞ」といった感じで返すようにしています。これはヒーロー役に決まったころからそうしたいとは思っていて、最近はそれが自然と言えるようになってきました。
――なるほど。今回は初のWレッドということですが、ルパンとパトレンで差別化をはかるために心がけていることはありますか?
伊藤:もともと設定も真逆ですし、それぞれの役にどっぷりと浸かっていけば、差別化が進んでおもしろくなっていくと思っています。相手というよりは、自分の役をどう高めていけるかが大事なんじゃないかなと。
ルパンレッドは、一見チャラいが、実は頭の切れる大胆不敵な食わせ者!
結木:本当にその通りです。わかりやすく言うと、ルパンレッドは“イマドキ”っぽくて、パトレン1号は“昭和の男”くさい感じ。
自分たちがやるべきことを追求していけば、自然と差別化できると思っていたので、大きな心配はしていなかったですね。
パトレン1号は熱血で、曲がったことが大っ嫌いな警察官
――プライベートでは、魁利と圭一郎のどちらのタイプに近いですか?
伊藤:魁利だと思います。僕はそんなにアツくはないんで(笑)。
結木:僕も魁利かな。プライベートはそんなにキッチリしてるタイプじゃないし。
伊藤:というか、圭一郎が特殊なんだよね(笑)
結木:うん。プライベートで圭一郎みたいなタイプの人って、なかなかいないと思います(笑)。