「このままではいけない。夫を許せない状態から抜け出さなければ先がない」と感じたら、どうすればいいのでしょうか? 嘘をついた夫を許すには心理面と行動面からの対処法があります。順を追ってひとつひとつご紹介していきましょう。
1.傷ついた悲しみを出し切る
まずは気持ちがしっかりと落ち着くまで、夫と精神的に距離をおきます。そして傷ついた自分を正面から受けとめてみましょう。泣きたければ泣き、叫びたければ叫び、大いにわめいてみます。出せるものがつきるまで出しきります。そうやって傷ついた自分を受け入れてあげましょう。
ただし、この最中は、悲しみや憎しみの感情を夫にぶつけないことです。人は他人の苦しみを感じ取ることはできても共有はできません。これをすると、相手に罪悪感を植えつけることには成功しても、時間がたつとやがて嫌悪感に変化していくことが多く、そうなると関係の修復が難しくなってきます。ここは少し注意しておきましょう。
2.自分が「心地良い」と思える関係を探る
気持ちをすべて出しきると、人は自然と冷静に考えられるようになります。自分が落ち着いてきたなと感じたら、夫とはどんな関係が自分にとって心地良いかを考えてみましょう。許して仲直りするのか、もっと長く距離を置いてみるのか、一度、物理的に離れてみるのか。「こうありたい未来の自分」を想像し、その状態を目指すには今どうしていくかを考えてみます。
また夫を許せるようになるまでの間、距離をおく必要はありますが無視はダメです。必要最低限の会話はし、相手が何かアプローチしてきた時はちゃんと受けとるようにしましょう(あっさりした対応でもいいので)。
3.好きなこと、キレイになれることをする
ここまでくると自分がどうありたいのか、相手にこれはしてほしくないことなどがはっきりしてくると思います。これまで言えなかった「してほしくないこと」は、夫にはっきり伝えていくようにしましょう。
そのうえで自分が「良い気持ち」になれることを増やしていきます。それは夫と一緒のことでも、そうではないことでも構いません。友だちと会う、おいしいものを食べる、映画を観る、習い事に通う、歌を歌う、温泉に行く…。何でも良いです。
また「自分をキレイにする」ことにも目を向けてみましょう。自分をキレイにすることは、好きなこと・やりたいことをやるのと同様に、自分をいたわりやさしくすることにつながります。
洋服を変える、ヘアスタイルを変える、ジムに通ってスタイルを変える…。何でもいいので、キレイになることをやってみて、以前とは違う変化を自分にもたらしてみましょう。好きなことをする、キレイになっていくあなたからは、夫を責めるオーラがどんどん弱まっていきます。夫自身もその変化を感じとるようになるはずです。
4.改善すべき点はないかを考える
気持ちが落ち着くと考えられるようになるのが「今の自分は魅力的だろうか? 夫を無言の圧力で責めていないだろうか?」ということです。自分にできることはないか、改善すべき点が本当にないのか? そんな視点を持つことができるようになれば、「夫を許せない」という気持ちに変化が起こっている証拠。
「許したいのに許せない」呪縛からだんだんと逃れられることでしょう。
夫のウソを許したい自分と許せない自分。その狭間で苦しみから抜け出せないのはとても辛いですよね。まず最初は、傷ついた自分の感情をそのまま受けとめることから始めてみてはいかがでしょうか。
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