「人の目が気になる…」自己嫌悪で落ち込む性格を変えたいです【心屋仁之助 塾】
©oka- stock.adobe.com
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人の目を気にしない性格になりたい」という、ミッキーさん(49歳・看護助手)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。
■ミッキーさんのお悩み
私は不器用で行動が遅く、しかも視野が狭いです。仕事を覚えるのも、人の倍の時間がかかります。真面目だけが取りえなので頑張ってはいますが、たびたび何もかも放り出したくなります。
人の目がとても気になり、「余計なひと言を言ったな」「あの時、あんなふうに行動すればよかったのに」などと1日の出来事を思い返しては落ち込むばかりで、胸が苦しくなります。いちいち人の目を気にしなくすむよう、自分の性格を変えたいです。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾認定講師の大竹公子さんより
ミッキーさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。
お仕事、一生懸命頑張っていらっしゃるのですね。でも、人の目を気にして、落ち込んでしまう。その状況はとても苦しいですよね。
私も以前は、人の目を気にして苦しんでいました。まさに今のミッキーさんと同じように、「あの時、こうしていれば…」とその日の自分の言動を振り返ったり、過去の出来事も引っ張り出してきては反省したりしていました。
そうすると、特に体を動かしていなくても、とても疲れます。
自分責めや反省にエネルギーを使うので、結局仕事への集中力が低下し、仕事がスムーズにいかなくなる。それをリカバーするために、余計に力を入れて頑張る羽目になる…。そんな悪循環を繰り返していました。頑張っているのに悪循環にハマっていると、何もかも放り出したくもなりますよね。
まずは「この状態なら、苦しいのは当たり前だよなぁ。でも私はよく頑張ってきたなぁ」と、ご自身を認めてあげてくださいね。
さて、ご質問の「人の目を気にしない方法」ですが、実はミッキーさんの性格を変える必要はまったくありません。今のミッキーさんの性格のままでOKなのです!
その代わり、人の目を気にしなくなるために変えると有効なのは、「自分への許し」と「意識の向け方」です。