孤独感が消えない…ひとりぼっちでさみしい気持ち、どうすれば?【心屋仁之助 塾】
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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「孤独感が消えない」という、アヨさん(19歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。
アヨさんのお悩み
大学2回生になったばかりですが、気づけば高校生の時からずっと孤独を感じています。彼氏がいても、いなくてもです。今は彼氏がいないので、その孤独感がいっそう増しています。
一日中、悲しくて泣いている日もありました。朝、目覚めた直後に、「私はひとりぼっちなんだ、誰も私に関心がないんだ」という思いが頭をよぎります。
気が合うと感じたり、相談できたりする友だちはおらず、親にも「孤独を感じている」とは言えません。
このまま孤独を感じながら毎日暮らすのがつらいです。どうしたらこの孤独感は消えるのでしょうか。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより
アヨさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。孤独感を感じる場面が多く、それを理解してくれる人も周りにはいなくて、息苦しさを感じているのでしょうか。
どんなに友だちが多くても、すてきな恋人がいても、両親に恵まれていても、アヨさんが孤独感を感じているなら、「私、孤独でさみしい」「私、孤独で悲しい」と、まずは自分の心に素直に感じてみましょう。
無理に元気に振る舞う必要はありません。
私が悲しいなら「悲しい」で大丈夫なのです。
周りの人に合わせる必要はありません。周りの人の雰囲気を壊したくないからと無理に笑顔でいたり、なんでもない振りをしたりする必要はありません。アヨさん自身のペースで日常を過ごすところから始めてみましょう。
孤独感というのは、感じないようにすればするほど、我慢をすればするほど、どんどんと大きくなっていきます。孤独感を「なかったこと」にしようとすればするほど、アヨさんは孤独感をより感じるようになります。
ですので、孤独感と戦うのではなく、孤独感とお友だちになってほしいのです。
孤独感はアヨさんの敵ではありません。
味方なのです。