板谷由夏&ともさかりえ、子育てトーク。「あのときを集めてやり直したい」
■働く母を子どもはどう思っているのか?
――ママが働いていることについて、お子さんはどう思っていらっしゃいますか?
板谷:おもしろいなと思うのは、私が母親役を演じるときに、すごく気になるみたいで、「今回は、女の子のママなんだぁ」と言うところ(笑)。
ともさか:ちょっとヤキモチやいているのかな?
板谷:ヤキモチやいているのかはわからないけれど、それはよく言ってる。舞台も観に来てくれるから、すごく応援してくれていると思います。
ともさか:うちも、働くことは理解はしてくれている気がします。
板谷:ママが出てる作品とか、見せてる?
ともさか:あんまり見せてないかな。でも、舞台は観に来てくれているよ。
一度カーテンコールで息子を発見したことがあって、拍手もせずにじーっと私のことを見てて、ちょっと泣きそうになっちゃった。楽屋で会ったら、「みんな喜んでくれてよかったね」って言われて。
板谷:オトナ~っ!
――ステキなエピソードをありがとうございます! それでは最後に、働くママへのメッセージをお願いします。
板谷:世のお母さんたちはみんな忙しい! それは、私たちも変わらないと思います。だから、「一緒にがんばりましょう」って言いたいかな。
私にとっても、同じように子育てをしていて、同じように仕事しているお母さんが一番励みになるから。
「私だけじゃない、みんなこうやってがんばってるんだ!」と。
ともさか:どうしても、大変大変って時間に追われてしまうけれど、過ぎたことに対しては「なんで、あの時間をもっと楽しめなかったんだろう」と思うんですよね。
子どもはどんどん成長しちゃうから、この瞬間は“今”しかない。私も日々をなるべく楽しんで、感謝して過ごしていきたいなと思っています。世のお母さんたちも少しでも笑顔でいられる時間がたくさんあるといいなぁ。
板谷:ね! 母ちゃんが笑顔だと、おうちが笑顔になるもんね。
ともさか:そうそう。ご飯を作らない日があってもいいんだよね。
適当でも大丈夫なんだよ。
板谷:うん、適当でいいと思う!
――すごく励まされます(笑)。そして、時間を作って映画を観に行くのもいいですね!
板谷:そうですね! 息抜きにぜひ映画『SUNNY』を。
ともさか:うん、ぜひぜひ!
映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
©2018「SUNNY」製作委員会
90年代に青春を謳歌した女子高生グループ「サニー」の6人。20年以上の時を経て、彼女たちはそれぞれ問題を抱える大人になっていた。メンバーのひとりだった専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンに冒されていた…。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」芹香の願いをかなえるため、止まっていた時が動き出す―
監督・脚本:大根仁
音楽:小室哲哉
企画・プロデュース:川村元気
出演:篠原涼子、広瀬すず、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、三浦春馬、 リリー・フランキー、板谷由夏
配給:東宝
公式サイト:
http://sunny-movie.jp/
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