「長男の頑張りを認めてあげられない」勝ち負けにこだわる自分がイヤ…【心屋仁之助 塾】
子どもの頃の自分を思い出して、手のひらにのせるイメージをしてみてください。どんな表情していますか? 子どもの自分に、大人の今のあなたから、次のように話しかけてみてください。
「お母さんに喜んでほしくて、いっぱい頑張ってきたね」
「お母さんが大好きだから、喜んで欲しかったんだよね」
「それなのに、褒めてもらえなくて悲しかったね」
「どうせ頑張っても認めてもらえないんだと思って、寂しかったね」
「負けてしまったら、もっと見放されそうで怖かったね」
「勝つことでしか認めてもらえない気がして、悲しかったよね」
「あなたは、頑張っても頑張れなくても、ここにいてもいいよ」
「あなたは、勝っても負けても、お母さんの子でいてもいいよ」
「今までよく頑張ってきたね」
「今まで頑張らせてごめんね」
「あなたの頑張りを、私が一番認めてあげられなくてごめんね」
「もう、そんなに頑張らなくてもいいよ」
「もう、勝ち続けなくてもいいよ」
「あなたはそのまんまで、そこにいていいよ」
「あなたの気持ちを教えてくれてありがとう」
子どもの自分に話しかけてみて、どんな感じがしていますか?
子どもの頃の自分は「条件付きでしかお母さんに認めてもらえない」と感じてしまっていたのかもしれませんね…。
だからお母さんに認めてもらえるように「頑張るのは最低限、当たり前。勝ったらやっと、お母さんの側にいることを許される土俵にのれる」と思い続けてきたのかもしれません。それはきっと怖かったですよね、苦しかったですよね。
今、長男くんを通して感じている苦しさは、子どもの頃から感じていたのと同じような苦しさを「終わらせるため」に起きてくれているんですよ!
まずは「怖かった」や「悲しかった」を感じてあげてくださいね。そうやって、自分のどんな感情も許し、思う存分感じさせてあげることが、自分との仲直りの大きな大きな一歩になります。