毎日使う食器の収納、みなさんのお宅ではどうしていますか? 「わが家は食器棚とキッチン内に入れているけれど、食器が増えて中がごちゃごちゃ」「使うたび、取り出しにくくてプチストレス…」なんて方は多いようです。
そこで、
食器収納を見直して、使いやすくするための5つのルールに注目。片付け上手なブロガーさんたちの
整理と収納のコツや
アイディアとともにご紹介します!
■ルール1 不要な食器は処分! 手放す時を見極める8つのポイント
家族が増えるとどんどん増えていく食器。でも、よく見直すと案外使わずに眠っている食器が多いのではないでしょうか。
気に入って買ったけど、他の食器と合わなかったり。人からいただいたけど使わなかったり…。壊れたり欠けてしまって、バラバラの食器が増えたりして、限られた収納スペースがぎゅうぎゅうに…。
そんなときは、まず思いきって、いらない食器を減らすことが肝心です。
エキサイトブロガー 葉子さんのブログ『食器棚を整理しました(食器の処分方法について)』より
整理収納アドバイザーをされている、ブログ「For Houseworks」の
葉子さんは半年に一度、食器棚を見直して、あまり使わない食器を手放しているそうです。そのとき、葉子さんが
「手放すかも?」と思う食器を見つけるポイントをご紹介してくれています。
1.欠けている
2.汚れている
3.もう使っていない
4.存在を忘れていた
5.他に同じような食器があった
6.食器のサイズが他の食器と合わない
7.食器の数が家族の人数に合わない(粗品など)
8.使いたい食器を取り出す時に邪魔になっている
これらに当てはまる食器があったら、まずは食器棚から取り出してみるといいでしょう。
「【手放すかも?】の食器はすぐに捨てる食器ではなく、あくまで【今は使っていないから、食器棚から取り出した】食器。
つまり、
【手放すことを保留にしている】状態の食器です」
エキサイトブロガー 葉子さんのブログ『食器棚を整理しました(食器の処分方法について)』より
いったん取り出してみるととてもすっきりすることを体験してもらいたいというわけですが…。まだ処分するにはもったいないと思ったら、「紙袋に詰めて少し期間をおくといいですよ」とアドバイス。
「そして、その紙袋に【実際に手放す日】の日付を書き込みます。3か月でも、半年でも、1年でも結構です。自分が納得して手放せる日を決めて、それを書きます」
エキサイトブロガー 葉子さんのブログ『食器棚を整理しました(食器の処分方法について)』より
あとはこの紙袋を期限まで保管。食器棚を開けた際に「あれ、あの食器はたしか紙袋に入れたっけ?」と思う食器があったら、紙袋から取り出して改めて食器として使います。「それ以外はやはり手放すこと」という葉子さん。
「スマホでも、カレンダーでもいいので記録して、自分で決めた手放す日になったら忘れずに処分してください。
食器を手放すというのは勇気がいりますが、自分が快適に食器を取り出せるのが一番だと思うので、ぜひ一度勇気を出して、実行してみてくださいね」といいます。
■ルール2 お皿を重ねるときは、同じ種類のみ!
食器棚やキッチン内の棚から食器を使うときに、いつも「取り出しにくいな」と感じる方は、種類や大きさの違うお皿などを、いろいろ重ねているのではないでしょうか。
ライフオーガナイザーでブログ「整理収納手帖」の
yoshiさんは重ねるときのポイントをイラストでわかりやすく教えてくれています。
エキサイトブロガー yoshiさんのブログ『食器棚を使いにくくする3つの原因』より
「お皿などの薄い食器は、『たくさん入るから』とついつい重ねてしまいがちですが。重ねすぎると下の食器を取り出すのが大変になってしまいます。特に、大皿の上に中皿、中皿の上に小皿…、といったように違う種類の食器をいくつも重ねてしまうと、下のほうの皿を使うのがますますおっくうになってしまいます」とyoshiさん。
そこで、重ねるのは「
同じ種類の食器だけに」とアドバイス。たしかに、そのほうが使い勝手もアップし、見た目もすっきりしますね。
エキサイトブロガー yoshiさんのブログ『食器棚を使いにくくする3つの原因』より
また、重ねるときは、「食器と棚板の間には、できれば手が入るくらいの
すき間を確保してください」ともいいます。食器の高さの1/2から、食器の高さと同じくらいのすき間を空けると、かなりすっきり見えるそう。
「食器を使うこと」が大前提なので、
出し入れのしやすさも考えることがポイントというわけです。
日ごろ食器が取り出しにくいなと感じていたら、重ね方を改めて見直してみるといいでしょう。