デジタルネイティブの中心層にあたる
LINE世代(1992~1996年生まれ、現在22歳~26歳くらい)。
ティーンの頃からネットに慣れ親しんできたことから情報感度が高く、SNSなどで常にコミュニケーションを楽しめる環境下にあることから、
人とのつながりをとても大切にする人が多いことが特徴です。
そんな彼女たちが、いま興味を持っているものって一体? お金をかけたいと思っているものって何?
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次世代を担う、20代・LINE世代の実態を探るべく、アンケート調査を実施してみました!
■20代LINE世代がお金をかけたいものとは?
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Q.お金をかけたいものは何?
1位 ファッション 39.7%
2位 メイク 34.7%
3位 ボディケア・スキンケア・ヘアケア 28.1%
4位 マンガ・アニメ鑑賞 27.3%
5位 イベント・フェス 24.0%
※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’18-19」Webアンケート調査より(22~26歳女性・121名が回答)
ファッション、メイク、スキンケアなど、かわいく、きれいになるためのものがトップ3となりましたが、ここで注目したいのは、
「マンガ・アニメ鑑賞」。ほかの世代の人たちに比べると断トツに関心が高く、LINE世代ならではの特徴と言えるかもしれません。
■LINE世代のファッション教科書は一昔前のマンガ!?
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実際に、LINE世代の女の子たちにインタビューをしてみると、次のようなコメントが返ってきました。
「マンガはよく読みます。昔はコミックを買っていたけれど、最近ではスマホでダウンロードしています」
「王道として、いま流行っているものも読むけれど、1990年代のバブル時代のマンガを読んだりもする。ハイウェストパンツとか、いまの時代でも取り入れられそうなファッションが出てきて参考になるし、時代は違ってもかわいいと思うものがたくさんある」
このように一昔前のマンガから、ファッションセンスや美意識を培うためのヒントを得ているようです。
また、「好きなアニメキャラの衣装を自分で手作りして、コスプレを楽しんでます」「Twitterで知り合いになった子と待ち合わせして、一緒にコスプレをしてコミケに参加する」など、アニメの中のファッションをリアルに楽んでいる人も!
■「ファッション×コト」でセンスと経験を積む
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LINE世代にとって、マンガやアニメはファッションと掛け合わせることで
体感的に楽しめるものになっているようです。
また、「モノよりコト」が重視されるいま、音楽や食、アートなどさまざまなジャンルのイベントやフェスも、「友だちとおそろいのコーディネートで行く」など、ファッションをさらに楽しむ場となっているようです。
ファッションは、「◯◯な自分に見られたい」などの自分の表現だけにとどまらず、
“自身の経験を深めるツール”として、これまでよりもずっと楽しみ方が拡がっているのかもしれません。
伊藤忠ファッションシステム/世代研究ラボ
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