ぺこ&りゅうちぇる「個性的な親だから、子どもを丸ごと愛せる」<前編>



■愛がないとできない“家族のカタチ”

ぺこ&りゅうちぇる
――リンクくんが生まれて知った、愛のカタチはありますか?

ぺこ:りゅうちぇるに出会うまで、私は本当に自分のことしか考えていなかったんです。たとえば、人に優しくするのも、優しくした自分に満足するためという感じで。でも、りゅうちぇるに出会って、相手が喜んでくれたり、相手が幸せになったりすることがすごくうれしいと感じるようになりました。

その想いはリンクが生まれてから、さらに強くなりましたね。低レベルな話ですけど、私、魚が大嫌いなんです。でも「リンクが食べてくれるんだったら、がんばってシラス料理を作ろう」と、鼻をつまみながら離乳食を作ることもあります(笑)。この子のためにとか、彼のためにとか、そういう気持ちが芽生えてきて、これは愛がないとできないことだなと思いました。

りゅうちぇる:僕は立ち会い出産をしたんですけど、出産前の両親学級で「ママだけじゃなくて、赤ちゃんも出よう出ようとがんばっている」という話を聞いたんです。
いざ出産が始まると、ぺこりんは見たこともない顔をしているし、聞いたことのない声を出していて、めちゃくちゃつらそうでした。それなのに「痛い」とか「嫌だ」とは一言も言わず、おなかにいるリンクにずっと「すごいね、上手だよ」と話しかけているのを見て、「もうママだな」と。

出産は奇跡だなとあらためて思ったし、あたり前じゃない。その感覚があるから、リンクへの接し方も変わったと思うし、より大切に思える。これは、出産前には想像できなかったことですね。

――すてきなお話をありがとうございます。ちなみに将来、おふたりはリンクくんに何と呼ばれたいですか?

ぺこ:本当に一番の理想は「マミーとダディ」なんですけど、一応「ママとパパ」にしておこうかなと(笑)。

ぺこりゅうちぇる:(顔を見合わせつつ)やりすぎかな~って(笑)。


りゅうちぇる:さすがに外国かぶれすぎだよね。

ぺこ:うん。選択肢として「マミーとダディ」は入れるかもしれないけれど、いまのところは「パパとママ」にしようかなと思っています(笑)。

※インタビュー後編では、長男・リンクくんとの生活や、おふたりの育児観について語っていただきました!

映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』
ぺこ&りゅうちぇる「個性的な親だから、子どもを丸ごと愛せる」&lt;前編&gt;

©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ ADK 2019


いまさら初の新婚旅行として、オーストラリアへ出かけた野原一家。しかし、そこで待っていたのはモーレツデンジャラスな大冒険! 到着早々“お宝のカギ=ひろし”だという謎の仮面族に、ひろしがさらわれた! オーストラリアを舞台に、野原一家、仮面族、世界中から集まったトレジャーハンターたちによる三つどもえのひろし争奪戦が勃発。“お宝のカギ”に隠された秘密とは? しんのすけは無事に春日部に帰還できるのか!? 今、野原一家の絆が試される!

原作:臼井儀人(らくだ社)
監督:橋本昌和
脚本:うえのきみこ、水野宗徳
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ
声のゲスト出演:木南晴夏、小島よしお、ぺこ、りゅうちぇる
公開日:4月19日(金)全国ロードショー

公式サイト:https://www.shinchan-movie.com/

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