ぺこ&りゅうちぇる「子育ては、他人と比べないと楽になれる」<後編>
■“ふたりの子ども”だから、ふたりで向き合って育てたい
――りゅうちぇるさんの育児に対する姿勢は本当に素敵だと思います。
りゅうちぇる:いやいや、そんなことないですよ。休日に抱っこ紐をしているパパを見かけると、僕もちゃんとしなくちゃなって思います。でも、根本には
“ふたりの子どもだから”という気持ちがあります。
ふたりの子どもだから、ふたりで育てていく。何かあったら、
しっかり責任を半々にしなくちゃいけないと思うので、将来についてもふたりで向き合っていく。良いところだけ急に入ってきて意見を言うのではなくて、ちゃんと一瞬一瞬、ふたりの子どもとして育てていくことが大切なんじゃないかなとは、常に思っています。
――子育てについて、意見がぶつかることもありますか?
りゅうちぇる:育った環境も違うから、ぶつかることありますよ。
でも、お互いが大切という気持ちは変わらないし、僕は話し合いが大好きなので、これからもいっぱい話し合っていきたい。怒ったり、叱ったりすることもあるかもしれないけど、どんなときでも愛が伝わる向き合い方をしたいと思っています。
――それでは最後に、ウーマンエキサイトの読者でもある働くママへのメッセージをお願いします。
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2019
ぺこ:働きながら育児をしているって、とにかくすごいなと思います。いまの私には想像もできないことなので、純粋に尊敬するし、パワフルだし、かっこいい! でも両立って本当に大変だと思うんです。つらいときには、
なるべく人に甘えるようにしてくださいね。
りゅうちぇる:働くことに充実感を覚えていれば、素敵だしかっこいいですよね。それでも、つらいときには、自分の素を出せるという居場所があるといいなと思います。
旦那さんに心配をかけたくないから、逆に相談できないという人もいると思うし、そういう気持ちもすごくわかるんです。
でも、自分が壊れちゃったときには遅いんですよね。そのときに一番悲しむのは子どもなので、親として
“自分を甘やかすこと”や“自分を守ること”も大切。いろんな人に甘えていいと思います。そして、応援しています!
映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ ADK 2019
いまさら初の新婚旅行として、オーストラリアへ出かけた野原一家。しかし、そこで待っていたのはモーレツデンジャラスな大冒険! 到着早々“お宝のカギ=ひろし”だという謎の仮面族に、ひろしがさらわれた! オーストラリアを舞台に、野原一家、仮面族、世界中から集まったトレジャーハンターたちによる三つどもえのひろし争奪戦が勃発。“お宝のカギ”に隠された秘密とは? しんのすけは無事に春日部に帰還できるのか!? 今、野原一家の絆が試される!
原作:臼井儀人(らくだ社)
監督:橋本昌和
脚本:うえのきみこ、水野宗徳
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ
声のゲスト出演:木南晴夏、小島よしお、ぺこ、りゅうちぇる
公開日:4月19日(金)全国ロードショー
公式サイト:
https://www.shinchan-movie.com/
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