連載記事:1品で大満足! こどもどんぶり
子ども好みの甘辛味で食が進む! パパッと完成「鶏照ちらし丼」【1品で大満足! こどもどんぶり Vol.2】
「時短料理」や「シンプルでおいしい子どもごはん」を提案する料理研究家・田内しょうこさんの連載。
第2回目は「鶏照ちらし丼」をご紹介します。
こどもどんぶり、第2回はちょっとしたごちそうにもなる
「鶏照ちらし丼」。
電子レンジで鶏肉を加熱するから、とっても手軽に作れます。甘辛く煮た鶏肉と甘酸っぱい寿司飯の相性は抜群! さらに甘い卵がアクセントになり、こどもの食が進みますよ。
■鶏照ちらし丼
調理時間:20分
<材料>
・鶏の照り煮の材料
鶏もも肉
A しょうゆ 大さじ2
A みりん 大さじ2
A 砂糖 小さじ2
・すし飯の材料
ごはん 3膳分
市販のすし酢 大さじ3〜4
きゅうり 1/2本
白ごま 大さじ1
・炒り卵の材料
卵 2個
B 砂糖 大さじ1
B 塩 ひとつまみ
サラダ油 小さじ1
・飾り
海苔の細切り 適量
大葉 5枚
<下ごしらえ>
・きゅうりはタテ4つ割りにし、5mm厚さくらいのいちょう切りにする。
・大葉はタテ半分に切り、千切りにする。
・ごはんは炊いておく。
<作り方>
1、耐熱容器に鶏肉を入れAをかける。ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する。上下を返してさらに2分加熱。余熱でしばらくおき、あら熱がとれたら食べやすい大きさに切る。
2、ごはんにすし酢を加えて混ぜ、切ったきゅうりと白ごまを混ぜる。
きゅうりやごまなど、食感のよい食材を混ぜると食が進みます。
3、卵を割りほぐしてBを混ぜる。フライパンに油を熱し、炒り卵を作る。
4、器にすし飯を盛り、上から炒り卵をちらす。鶏の照り煮をのせ、大葉と海苔を飾る。
大葉が苦手な子にはブロッコリースプラウトで代用すれば、切る手間も省けます。
鶏の照り煮、すし飯、炒り卵…といくつか手順があるのですが、ひとつずつは簡単! さらに時短にする場合は、
市販の鶏の照り焼きや
厚焼き玉子を使ってもおいしくできます。
ふつうの照り焼き丼よりもごちそう感が出るのでひと皿でも大満足!
お吸い物や
ゆでブロッコリーなどを添えれば栄養バランスもばっちりです。
パーティやおもてなしにもおすすめですよ。