洗面所の限られたスペースにドライヤーを収納するのは意外と大変ですよね。本体にコードを巻き付けて、無理やりしまい込んでいる人も多いのではないでしょうか。ドライヤーをすっきりと収納できる方法や、コードを長持ちさせる扱い方などを紹介します。
ドライヤーの収納アイデア
ドライヤーは、洗面所の棚にしまうほかにもしっかりと収納できる方法があります。デッドスペースを有効活用できる便利な収納アイデアをチェックしましょう。
100均のドライヤーホルダーが便利
ドライヤーをしまうスペースがない場合は、『ドライヤーホルダー』を使うのがおすすめです。洗面所の棚の扉に引っ掛けるだけで、ドライヤーをすっぽりと収納できます。
コードはクリップなどで束ねておくと邪魔にならず、すっきりとした見た目になります。ドライヤーホルダーは100円ショップで購入できるので、収納に困っている人は気軽に試してみましょう。
ヘアケア専用のスタンドを用意しても
『ヘアケア専用のスタンド』を用意して、くしやヘアアイロンなどと一緒にドライヤーを収納するという方法もあります。大きめのヘアケア用品をまとめることでスペースの節約ができる上、使い勝手がよくなるのもポイントです。
スタンドのデザインにもこだわれば、おしゃれな『見せる収納』になります。ヘアケア用品を複数持っている人におすすめの収納アイデアです。
S字フックで簡単収納
なるべくシンプルに収納したい場合には、『S字フック』を使ってみましょう。タオルホルダーにS字フックを引っ掛けておくと、ドライヤーをつるすだけで簡単に収納できます。
S字フックで収納する場合は、できるだけコンセントの近くに置いた方が使うときに便利です。タオルハンガーにタオルと一緒に掛けておくことで、お風呂上りの身支度もしやすくなります。
かごや袋を使った見えない収納方法も
洗面所の生活感をなくしたいという人は、かごや袋を使って『見えない収納』を目指しましょう。目に付かない所にドライヤーを収納する方法を紹介します。
トートバッグに入れておしゃれに収納
ドライヤーをおしゃれに収納したい場合は、トートバッグを使うのがおすすめです。タオルハンガーなどにトートバッグをつるし、中にドライヤーを入れておけば、おしゃれなバッグが掛かっているようにしか見えません。
洗面所の雰囲気や壁紙に合ったバッグを選ぶと、インテリアにもなるでしょう。バッグに入れておくだけなので、子どもでも手に取りやすくしまいやすいのがポイントです。
無印良品・ニトリのかご・バスケットも
場所を選ばない収納グッズとして重宝するのが、無印良品のアイテムです。
縦置きに便利な『ポリプロピレンファイルボックス』や、引き出しに収納するときに使える『ポリプロピレンメイクボックス・1/2』など、利用シーンに合ったアイテムが見つかるでしょう。
収納ケースとして役立つかごやバスケットは、ニトリでも豊富に取り扱っています。床に直接置いてもおしゃれに見えるかわいいアイテムがたくさんあるので、収納をインテリアに見せたい人におすすめです。
すっきりさせるなら引き出しに注目
ドライヤーを完全に見えない所に収納するなら、引き出しを使いましょう。折り畳めるドライヤーなら、コンパクトにしまえます。フェイスタオルやくし・ドライヤーなど、洗面道具を1段の引き出しにまとめておくと、ホテルのアメニティのようにすっきりとして見えるのでおすすめです。
外から洗面道具が見えないだけで、洗面所の雰囲気が一気に洗練された印象になるでしょう。
ちょっとしたDIYでもっと便利に
今ある設備にちょっと手を加えるだけで、収納スペースはさらにおしゃれに使いやすく変わるでしょう。既存のアイテムだけでは物足りない人に試してほしい、ドライヤー収納のためのお手軽DIYを紹介します。
扉の内側にフック・ケースを付ける
「見えない所にドライヤーをしまいたいけれど、引き出しにはもうスペースがない!」という人は、『洗面台の扉の内側』に一工夫してみましょう。
ドライヤーを収納する場所だけが足りていない場合は、フックを付ければ、扉の内側でドライヤーをつるして収納することが可能です。
ドライヤーに加えてヘアアイロンやくしなども一緒に収納できるスペースがほしい場合は、扉の内側に収納ケースを取り付けましょう。ただし、扉を壊さないためにもケースに物を入れ過ぎないよう注意が必要です。
有孔ボードで大量収納も
S字フックを使おうにも、引っ掛けられる場所がなければどうしようもありませんよね。そんなときは、『有孔ボード』を使って壁面に収納スペースを増やしましょう。
有孔ボードの設置におすすめなのは、洗面台横の壁です。コンセント部分を切り取ってボードを設置し、S字フックやワイヤータイプのドライヤーホルダーに引っ掛けてドライヤーを収納すれば、取り外しも楽になります。
収納ケースを取り付ければ、ドライヤー以外にもたくさんの洗面道具を収納することが可能です。ボードの余ったスペースは造花や写真パネルなどを飾り付けると、壁一面がおしゃれな収納インテリアに変わります。
おしゃれな専用ホルダーを作る
自宅の洗面所に合わせて、『専用のドライヤーホルダー』を自作するのもすてきですね。材料は100円ショップでもそろうので、自分の好きなデザインのホルダーをリーズナブルに作れます。
壁紙に合わせて色を塗りたい場合は、木材を使うのがおすすめです。ドライヤーのハンドル、もしくは本体部分を差し込んで引っ掛ける形のホルダーであれば、初心者でも簡単に作れます。
洗面所のアクセントにもなるおしゃれなホルダーを作れば、ドライヤーを使って身支度をするのが楽しくなるでしょう。
使用後の注意点・コードの扱い方
ドライヤーを使った後は、どのようにコードを収納していますか?コードは正しく扱えば長持ちしますが、知らないうちに間違った扱い方をしていると、故障の原因にもなりかねません。
知っているようで意外と知らない、ドライヤーを使った後のコードの正しい扱い方について確認しましょう。
本体に巻き付けるのはNG
ドライヤーを使い終えたら、コードを本体にぐるぐると巻き付けて収納している人もいるでしょう。確かに、コードを束ねるよりも本体に巻き付ける方が手早くできて便利に思えますが、これは実は危険な収納方法です。
コードを巻き付けるとねじれて負荷がかかり、最悪の場合、中の傷んだ部分から発火することがあります。
ドライヤー本体はそれほど熱くなくても、コードが異常に熱くなっている場合は、コードの内部が断線している可能性があるため、部品を交換するかドライヤーを新しく買い直す必要があるでしょう。ドライヤーを安全に使うためにも、コードのぐるぐる巻きはやめましょう。
長持ちさせるコードのまとめ方
すでにドライヤー本体に巻き付けて収納していた場合は、1度コードのねじれを正す必要があります。手袋をした手で根本からコードをなぞり、少しずつねじれを直していきましょう。
コードが真っすぐになったら、束ねてクリップでまとめるのがおすすめです。輪ゴムやヘアゴムを使うのもよいですが、100円ショップでも売られているコード専用のクリップを使うと、まとめやすく見た目もすっきりとします。
クリップのほかにも面ファスナータイプの物もあるので、使いやすいアイテムを選びましょう。
ドライヤーを大切に収納しよう
洗面道具の中でも、大きいドライヤーはきれいに収納するのが難しい場合もありますよね。そんなときは、ドライヤーホルダーやおしゃれで使い勝手のよい収納ケースを活用して、ドライヤーをすっきりとしまいましょう。
有孔ボードなどを使えば、DIYで収納スペースを作ることも可能です。自分好みの収納方法で、毎日使うドライヤーを大切に保管しましょう。
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