夫の浮気が発覚! 離婚する人としない人、その違いは?
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夫が浮気をしたとして、あなたはすぐ離婚を選びますか? それとも、関係を修復して結婚生活を続けますか?
離婚をしない人は「夫のことをそれだけ愛しているのだろう」「よほど寛容で心が広い人なのかな」と周囲から思われがちです。もちろんそういう方もいらっしゃると思いますが、相談を受けるご夫婦の様子を見てみると、理由は別のところにあるようです。
夫の裏切りがあっても
離婚をしない妻は、どんなタイプなのでしょうか? 逆に、すぐ離婚を選ぶのはどういった妻なのでしょうか?
■夫の離婚理由、妻の離婚理由
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日本では、3組に1組の夫婦が離婚をしています。その原因は、以下の通りです。
男女共に1位はいわゆる「性格の不一致」ですが、妻の離婚理由の上位には「生活費を渡さない」「精神的に虐待する」「暴力をふるう」など、経済的な問題や心身への被害が占めています。その後に「異性関係」が続き、浮気や不倫はそれほど上位ではないことがわかります。
実は、この結果が離婚する人・しない人の決定的な違いを表しています。夫の浮気・不倫で離婚を考えている妻から相談を受けることは多いのですが、
経済的に自立しているかどうかが一番大きな判断材料になっていると感じます。
心身への暴力は命に関わることもあるので、すぐに離婚しなければいけない理由となりますが、浮気・不倫はそこまで逼迫した状況ではありません。夫の浮気が発覚しつらいけれど、離婚したあとに生活していけるか
経済的に不安という妻は、離婚を選ばない傾向が強いようです。
離婚理由が「異性関係」より「生活費を渡さない」が上位にあるのが、その裏付けといえるでしょう。浮気・不倫では離婚しないけれど、生活費がもらえないから離婚するという妻の人数は、約6倍にもなります。
この経済的自立をしているかどうかというのは、そもそも結婚した理由にも強く結びついています。例えば、経済的に満足な生活が送れるだろうといった
打算があり、夫に求められたから結婚「してあげた」というタイプは、経済的に夫への依存が高くなりがちです。
経済的に自立できていない妻の場合、不倫や浮気をされても、利害が一致している限りは離婚を選ばない、もしくは選べないケースが多いように感じます。