使い捨てプラスチックごみを減らすために、エコバッグを持ち歩くのが一般的になってきましたが、最近はさらにエコラップやエコカップなどを利用している方も増えています。「わたしもサスティナブルな暮らしのために、何か始めてみようかな」と思ったら、身近な“
脱プラ”生活を始めてみませんか。
毎日の暮らしのなかで、プラスチックの代わりに「これがあると便利!」「これならエコだし、おしゃれでかわいい」とSNSでも評判の
脱プラアイテムをご紹介します!
■冷凍からオーブン調理までOK! シリコンバッグ「スタッシャー」
最近よく耳にする「サスティナブル」という言葉。「持続可能な」という意味がありますが、地球の環境と限りある資源を大切にして、より良い未来につなげるために、「サスティナブルな社会を実現しよう」「サスティナブルな暮らしを目指そう」などと言われています。
そんな考えを身近に取り入れたエコ活動のひとつとして、いま話題となっているのが、「脱プラ」(脱プラスチック)生活。すでに多くの方が実践しているエコバッグの活用はもちろん、さらにもう一歩進んで、日々の暮らしのなかの使い捨てプラスチックを他のものに代替し始めている方が増えています。
midoriさんのInstagram(@miii1123)より
インスタグラマーのmiii1123さんこと、
midoriさんもそんなおひとり。そのために取り入れたのが、『
スタッシャー』というプラスチックフリーバッグです。
「毎日の料理にプラスチックの袋を使い捨てるのは、個人的にどうしても違和感があったので、スタッシャーは私にとってすごくうれしいアイテムでした」というmidoriさん。
midoriさんのInstagram(@miii1123)より
これは深刻化するプラスチックごみ問題を解決するために生まれたという、100%天然素材の
シリコーン素材でできた保存容器。「食品を入れて、
冷蔵、
冷凍から
蒸し料理や
オーブン料理に使用することができる」といいます。耐用温度は-18~250℃までOKとか。
midoriさんのInstagram(@miii1123)より
たとえば、「スタッシャーに野菜と調味料を入れてそのままレンジでチン。保存したい場合、冷めたらそのまま冷蔵へ」というmidoriさんですが、ブロッコリーをレンジでチンしてみたら、シリコーンのにおいは食品に移らず、おいしくできたそうです。
midoriさんのInstagram(@miii1123)より
また、アスパラガスを入れたスタッシャーを鍋で沸かしたお湯に入れて数分ぐつぐつ。そのあと、鶏胸肉と調味料をスタッシャ―に入れて、同じ鍋に数分つけただけで蒸し料理が完成とか。
「スタッシャーに入れて蒸しただけなのに、アスパラも鶏胸肉もとってもおいしかった!」といいますが、これひとつで調理から保存までできるのはたしかにすぐれものですね。
midoriさんのInstagram(@miii1123)より
「使い終わったら食洗機へ。もちろん手洗いもOK。何度でも繰り返し、洗って使える」という点も身近な脱プラ生活を始めるのにぴったり。
「今の自分にできそうなことから、少しずつ着実にやって行きたいな」というmidoriさんに、たくさんの共感の声が寄せられています。
こちらのスタッシャーは多くの方に愛用されていますが、インスタグラマーのmangetsu_kunさんこと、
満月さんも、いくつかのサイズや形を手に入れ、いろいろな料理に活用しているそうです。
満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)より
満月さんによると、なかでもスタッシャーの「
スタンドアップ」タイプでパスタを作ってみたらとても感激したとのこと。
満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)より
「スタッシャーでつくるカルボナーラが簡単すぎなのに、美味しすぎた! 材料入れてチンして混ぜるだけ。料理大嫌いな私が簡単っていうので本当です」と満月さん。
満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)より
使用したのは、マチつきのスタンドアップのスタッシャー。カルボナーラを作る材料を用意し、600Wのレンジで、スタッシャーの口を開けたまま10分加熱。
満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)より
バターととき卵、チーズは後から入れて混ぜるだけ。「生クリームを使わないのにとてもおいしいカルボナーラができた」と喜んでいます。
満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)より
プラスチックフリーで繰り返し使えるエコな脱プラアイテム、というだけでなく、
時短調理もできて、料理の味もおいしい!と聞けば、ますます欲しくなりますね。
満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)より
満月さんはスタンダードタイプのLサイズとMサイズの大きさについても紹介していますが、ほかにもSサイズ、ミニサイズがあるので、保存する野菜の大きさや種類、調理のしやすさによって使い分けてみるのもいいかも。
まずは自分が使いやすいタイプをひとつ手に入れて、その良さを実感してみるといいでしょう。
■繰り返し使える! 食品用の「蜜蝋ラップ」
野菜を包んだり、お皿に残ったおかずにかぶせたり…。使い捨てのラップの代わりに、洗って何度でも使える「
蜜蝋(みつろう)ラップ」を利用しているという方も増えています。
NICOさんのInstagram(@iandd_house)より
インスタグラマーのiandd_houseさんこと、
NICOさんもそんなおひとり。「手洗いできるのでプラスチックフリーでとってもサスティナブルなアイテムです」とNICOさん。
NICOさんのInstagram(@iandd_house)より
大きさ的にはバナナがすっぽり包めるぐらいの余裕のサイズとか。これはコットンに
蜜蝋と樹脂を使用して作られているので、なんとなく甘い香りがし、触り心地はハリがあってぺたぺたする感じだといいます。
「温かいところでは柔らかく、寒いところでは硬くなる蜜蝋ラップ。形に合わせたり、立てかけての保存もできました」といいます。
NICOさんのInstagram(@iandd_house)より
使ってみるとラップ同士がペタッとくっついて密着、しっかりと包めるところには驚きだったそうです。
汚れた時は食器用洗剤とスポンジでしっかり洗い、陰干し。使わない時は冷蔵庫に収納しているそうですが、「ラップのすべてをこれに変えるというより、使えるところだけ使う」というスタイルを取り入れている」というNICOさん。
「環境にやさしいものを取り入れるときって、全部をそれに取り替えないといけないような気がしましたが、野菜をひとつ包むところから始める。小さなことですが、おうちから出るプラごみをほんの少し減らすことができてスッキリ」とおすすめしています。
また、インスタグラマーのx829xxさんこと、
mayuさんも「キッチンで毎日使っている脱プラアイテム」として、先ほどご紹介したスタッシャーと蜜蝋ラップを愛用されています。
mayuさんのInstagram(@x829xx)より
「繰り返し使える物を選ぶことで、ゴミも減ります。蜜蝋ラップ、本当に買ってよかったです。私が購入したのは @acowrapさんのもの。ひとまず1枚買ってみて、良すぎてすぐ追加で2枚購入しました!」とmayuさん。
ボウルに沿わせて使ったり、切った野菜をそのまま包んだり。使い終わったら、洗って干しておけば
半年から1年は使えるそうです。
mayuさんのInstagram(@x829xx)より
ちなみに、蜜蝋ラップで包んだ後のブロッコリーの
鮮度もばっちりキープ。みずみずしさがちゃんと残っているそうなので安心です。
「オーガニックコットンに蜜蝋やホホバオイルを染み込ませているものなので、電子レンジにはNGのようですが。それでも生活の中から使い捨てのラップをすごく減らすことができて気持ちいいです」というmayuさん。
mayuさんのInstagram(@x829xx)より
レンジが必要な野菜の保存にはスタッシャーを利用したりしていますが、mayuさんのように、蜜蝋ラップとスタッシャーを上手に使い分けるのもいいアイディアですね。
どちらも「繰り返し使えるという点が本当にうれしいポイント。ごみが出ない暮らしはとてもポジティブ!」とおすすめしています。
こうした蜜蝋ラップはオーガニック系の商品を扱うショップでいろいろ出ていますが、インスタグラマーのmoe_maisonさんこと、
Moeさんが見つけたのは、リバティのラップ。とてもかわいいですね。
MoeさんのInstagram(@moe_maison)より
「蜜蝋ラップの存在を知ったのは、シンガポールに行った時に立ち寄ったオーガニック食品店で。素敵な柄のものを見つけたら買おうと決めており、リバティに出会えました」というMoeさん。
花柄大好きなのでとても気に入っているそう。「ちょっぴりベトベトするけど、エコで可愛くて使いやすい」といいます。
お気に入りのかわいいラップなら、サンドイッチを包んだり、アウトドアではお皿代わりに使ったりしても気分が上がりそうですね。