コミックエッセイ:親たちの中学受験戦争
ダメ親だと思われたくない…/子どもを追い詰める親・由井家の場合(1)【親たちの中学受験戦争 Vol.14】
私は、小学5年生の息子・樹を育てる華。夫は一流大学を卒業し、現在は大学の准教授をしていますが、私は短大出身。夫とは、夫が務める大学に事務職で働いていた時に、出会いました。
そんな夫は、息子の進学について何も言いません。でも、義母や友人からは、樹が赤ちゃんの頃から何かとプレッシャーをかけられ続けてきました。
夫の大翔はOK出身。だからか義母からはOK小学校入学を薦められました。
あまり勉強が得意ではなく、学歴コンプレックスを抱えていた私は、「男の子は母親似」とよくいわれる言葉が気にかかっていました。「あの頃もっと勉強しておけばよかった…」と就職活動では何度も悔やみ苦労した経験は、樹にはさせたくない。
でも、もし私に似ていたら…。その不安から、私は、小学校受験について夫に相談することに。