あれもダメこれもダメ! 子どもの名づけに口出しする義母に対抗するには…?
■誰のために名前を考えているのかわからなくなって…
もう誰のために名前を考えているのかわからなくなり、悲しくて、悔しくて、言葉を発することもできない私を強い腹痛が襲いました。さらにトイレに行くと、出血が…! どうしよう…赤ちゃんに何かあったのかもしれない… 無事でいて!!
すぐに出産予定の病院に向かったところ、切迫早産であることがわかりました。「絶対安静にしてほしい」と言われ、私はそのまま入院することになりました。
待望の赤ちゃんを授かって少しずつ成長しているわが子がお腹にいるのに、私は名づけばかりに気を取られ、自分の体調管理が疎かになっていました。そんな自分が不甲斐なくて涙が止まりませんでした。
翌日の昼間、私より先に結婚した妹が面会に来てくれました。
妹の言葉に、ハッとしました。昔から要領の良い妹に比べて、私は、すべてをうまくやろうとして、自滅するタイプだったのです。
良いお嫁さんでいたくて、義母に意見ができず、結果自分を苦しめてしまっていた弱い自分とは決別しようと心に誓いました。
そして早産の時期を抜けて、やっと退院が決まりました。早速、義母から電話がかかってきて……。
自分の心の平穏を保つために、ひとまずは義母から距離を取ることに。そして名前については一旦考えることを止めて、生まれたわが子の顔を見て決めることに夫と決めたのです。
そして、ついに“その日”がやってきました…! 陣痛はつらく、初産なので時間がかかりましたが、元気な男の子が生まれました。
義母へは夫が電話で、「晴太」に決めたと報告しました。
夫は、義母には相談という形ではなく、出生届を出す直前に“報告”という手に出たようです。
そして数ヶ月後に義母が名づけにこだわった理由がわかるのです…(※詳細は漫画に掲載されています)