■親ってだけで非常識なことも受け入れないといけないの?
まずは、この義母に対する第三者的な目線からのコメントを紹介します。「こんなお義母さんはイヤ」「近寄らないでほしい」「縁を切るべき」と、客観的に見てもNGとの声が。
・子どもを産んだら、育てるのは親の義務だし、お金がかかってイヤだったら産まなければよかったのではと言いたくなります。子どもは親を選べない。子どもの家庭の幸せを壊すような人は、近寄らないでほしいです。
・絶縁した方が良い。こんな毒義母と付き合っていたら 、子どもが産まれても教育費を貯められない。
・こんなお義母さんは本当に嫌だ。
一人暮らしだろうとお金をストレートに要求したり、 急に高いお店行くとか本当にふざけんなって思う。 いろいろ嫌になって旦那と離婚したくなる。
・なんて非常識なんでしょう。息子を育てたかもしれないけど、タカっているとしか言えない。縁を切るべき。
・子育てに見返りを求めるなんてありえない。 無償の愛がないなら子どもを産むなと言いたくなってしまう。
しかし、最も多かったのは、この漫画と同じような経験を自分もしたというコメントでした。
読者の皆さんの苦行エピソードの一部をご紹介します。こんな目にあってまで、嫁という立場を続けなければならないなんて…。
・ここに出てくる義母並みに金品を要求されたこと。しかも、買わされた私の目の前で「実の娘が買ってくれた。嫁はケチで何も贈ってこない」と言われたこと。 絶対にこいつらの老後面倒は見ないと心に決めてます。
・義母は、自分の子どもたちに「してやった」感をすごく出す人でした。母の日や誕生日に貢ぎ物がないと他の義兄弟達に愚痴るほど。
孫の節句や祝いごと、お年玉などはまともに受け取った覚えもありません。
・義父母に母の日のプレゼントでスカーフをあげたら、値段を確認したらしくその後電話でありがとうと言われた。次の年には、花を贈ったところ「こんなものもらってもね」だった。
・田舎の家長制度の名残のもと、妻が稼いだお金も家のお金として回収されたため、(行政上の)世帯分離届を提出しました。
・お土産をたくさん買ったり、自分たちはブランド物を着ていたりしますが、孫には本一つ買ってくれず、外食もほとんど連れて行かないし、行ったとしても払いません。
・ことあるごとにむしり取られる。義実家の米代も払っていた。エアコンを「どうせ帰省して使うのはあなたたち家族だから」と買わせられたときは、「じゃあ、帰るときは外して持ち帰りますね」と言いそうになった。
私の息子に対しても「医者にしたらアンタは左団扇や」と言われたときは心底ゾッとした。
・年3回の帰省を強制され、帰省中は温泉旅館に必ず連れて行けと強制されている。しかも、姑と一緒の部屋でとてもいやだ。それなのに旦那は、家族旅行だと言い張る。
最後にご紹介するのは、「うちだけじゃないんですね」という共感する意見です。家族の問題はなかなか解決には至らないことも多く、この漫画に「励まされます」「救われます」といったコメントまでありました。
・どこにでもいるんですね、こんな義母が…。うちの義母も「育ててやったのに」と言います。
夫は優しいので義母にも私にも申し訳ない顔をしますが、私は時間をかけて義母の非常識さを説明しています。
・わが家だけかと思いきや、そんなひどい人いたんだ!と驚いた。結婚前にわかってたら絶対旦那と結婚しなかったと、わが身を重ねました。
・子どもは親の所有物、うちの義母も全く同じです。結婚式は高いから、写真だけでいいとかで結婚式に来なかった。息子があまり実家に帰らなくなったら文句を言ってきた。育てたんだから、土日は実家にきて働け、奉仕しろと呼び出され、行けば5時間正座で説教をされる。最終的に私は「息子を騙した東京の子」と言われていた。
・自分だけが苦しいのかな?って思うときもあるけど、皆さまも大変な思いをされているのを知ると頑張ろうって気になります。この漫画が悩んでいる人の励みになってほしい。
・私も似たような経験があるので、「事実に基づいて」描かれていたこのエピソードに私だけじゃないんだ、と少し救われた思いです。
読者からのコメントを見ると、漫画のような世界が実際にもあることがわかり驚きます。義実家との関係性に困らないためにも、漫画を読んでイメトレしたいものです…。
▼漫画「「育てるのいくらかかったと思ってる!」義母のおねだり攻勢に戦々恐々」
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