わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。
産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。シミ姉ちゃんの過去を知り、自分がシミ姉ちゃんを守るのだと宣言する。そして、大切にしているキーホルダーの一片をシミ姉ちゃんに渡すのだった…。
赤ちゃんポストに預けられたその後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自分の実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いや思いが伝わってくるストーリー。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!
※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています
■前回のあらすじ
シミ姉ちゃんから施設に来ることになった悲しい経緯を聞いたみかんは、「シミ姉ちゃんのことはみかんが守る!」と宣言する。そして、大切にしているキーホルダーのひとつをシミ姉ちゃんにあげるのだった。
■離れ離れになっても…
■突然、怒鳴り声が…!?
自分たちはこれから里親に引き取られるかもしれない。離れ離れになったときのために、このキーホルダーを目印にお互いが持っていよう。必ず探しに行くから…。
みかんさんの提案に、泣きながらうなずくシミ姉ちゃん。
より絆を深めたふたりだったが、突然、怒鳴り声が下から聞こえてきて…!?
次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!