コミックエッセイ 思い通りにいかない夜には
「うざい」突然始まった娘の反抗期…パパっ子だった娘の心境の変化とは<父をやめる日 4話>【思い通りにいかない夜には まんが】
異動になったとはいえ大きな会社勤めだったので、3人で暮らしていく分にはそれほど問題はないと思っていました。まだ若手でそこまで給料が高くないとはいえマンションのローン、弓香の奨学金返済を考えても慎ましく生活していくうえで大丈夫だと判断していたのです。
でも私立中学への挑戦は、一馬力の我が家にとってはかなり厳しいものと言わざるを得ませんでした。でも入院しているときに学校に通えないツラさを味わった奏の希望であったこと、そして何よりこれまで娘の教育にそこまで関心がなかった弓香が初めて積極的になってくれたことがとても嬉しかったのです。
だから副業してでも塾代、学費を稼ぐことはそこまでツラくありませんでした。弓香にも働きに出て欲しいと何度も言いましたがそれが叶うことはありませんでしたが、それでも受験生である奏のフォローをしてくれたことで胸が熱くなる思いでした。
そんな想いも込めて奏を私立の学校に送り出したつもりでした。でも突然、娘の反抗期が始まったのです…。
※この漫画は実話を元に編集しています
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