コミックエッセイ 家族がしんどかった話
いじめられてつらい… だけどお母さんには言えない【家族がしんどかった話 Vol.11】
■悲しませたくない
子どもの時、親との境界線が薄いというか…、私が「つらい」と母に言ったら母も「つらくなるんだろうな」と思っていました。
それも申し訳ないと思ったし、いじめられるような人間であるのが恥ずかしいと思ったし、子どもなりにプライドがあったんですよね。
この時の私にとって、まだ見ぬ自分の子どもが体験することは自分も体験することだと思っていたので、「もう2度とこんな思いはしたくない! 子どもなんていらない!」と思ったのを強く覚えています。
親と子どもは別人だし子どもがどんな体験をするのかなんてわからないのに、「もし我が子がいじめられたら…」と思うとつらすぎます。
我が子がどんな体験をするかわからないけど、常に「家には味方がいるんだよ」ってことは伝えていきたいです。
次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
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