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コミックエッセイ 家族がしんどかった話

「引越しなんかしたくない!」娘の抵抗に母の反応は…?【家族がしんどかった話 Vol.20】

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■私が悪いの!?


「引越しなんかしたくない!」娘の抵抗に母の反応は…?【家族がしんどかった話 Vol.20】
「引越しなんかしたくない!」娘の抵抗に母の反応は…?【家族がしんどかった話 Vol.20】
ちょっと脱線しますが、最近よく「子どもの前で『うちの子は要領が悪くて』とか『頭が悪いから』とかネガティブなことを言ってはいけない、その通りに育ってしまうから」という記事を見て、「その通りだなぁ」と個人的には思っています。親が言った言葉ってものすごいパワーを持っているんですよね。

とはいえ大人になると謙遜というか、つい我が子をへりくだらせてしまう言い方をすることもありますよね…。あと実際に友だちにイジワルしてたらつい「だめよ〇〇ちゃんイジワルな子ね!」とか言ってしまいそうだし…。

そうなってほしくなくて戒め的に使う言葉でも、言われた子どもは「自分って〇〇な子なんだな」って思い込んじゃうのも、わかる気がするんです。

でも親として、悪いことをしたら叱るのも大事だし、叱らない育児をしてわがまま放題社会性ゼロな大人に育っても将来困るのは子どもだし。かといって叱りすぎ育児をして、子からの信頼ゼロな孤独な子に育つのもかわいそうだし…。バランスが難しい…!

本編の話に戻りますが、いじめられていたのを母が知っていたと聞いても、私からは何も言えませんでした。もう何を言っていいかもわからないし、そのことについて親と話したくなかったので、掘り下げず現在の困り事である「引っ越しは嫌だ」って話をしました。

引っ越しが決まって、私は本当に嫌だったんですが、逆らえるわけがないんですよね。それをわかった上で私は、ただ母に「ごめんね」くらい言ってほしかった。私に意見を聞いてほしかったのです…。

次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!

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