コミックエッセイ:家族がしんどかった話
姉の進学のために引越し!? 母から耳を疑うような一言が…!【家族がしんどかった話 Vol.19】
■これまでのあらすじ
学校でのいじめがなくなり楽しく生活できるようになったものの、家でのくらは相変わらず母からきつい態度をぶつけられていた。ある日、くらが不注意からグラスを割ってしまうと母から「ロクなことをしない」と怒られる。しかし別の日、母がグラスを割ったので「あーあ、割っちゃった」と言うと母から「人の失敗をからかうなんて失礼な子!」と叱られ…。自分だってわざとではないのにと母の言葉に矛盾を感じ、不満や不信感が募っていくのだった。
■母と姉の会話に入れない



子どもだから、自分も話の中心に入っていきたかったんです。でも母と姉からしてみれば、私が入ることによって話が逸れたり、必要な話ができなかったりするわけで…。
今ならわかります。子どもの望む会話は、大人にとってたまに大変というか、大人の望む会話ではないというか…。姉は頭も良かったし大人の母とも私より対等な会話ができる人だったので、話し相手として母は姉を選ぶとことが多かったんだと思います。
それで輪に入れないことが寂しくて…。何度も何度もそんなことがあって、ある日「もういいや」と思うようになりました。
話に入れてもらえず、惨めな思いするくらいなら黙っていようと。