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コミックエッセイ ママ友トラブル図鑑

手作りクレクレママに物申す!娘を優先したい気持ちを伝えると?<作れるんでしょ? 6>【ママ友トラブル図鑑 Vol.70】

■身勝手なママ友と対峙!他人の分までもう作れない



登園の朝、門の前で坂井さんが近づいてきます。

「ひよりさん、おはよう~! 見たよ、結芽ちゃんのかばん、新作だよね」

その手には、またしても布の入った手提げ袋がありました。

「◯◯ちゃんママがね、この前のポーチめっちゃ気に入ってて、『うちの子にも』って頼まれちゃってさ~。で、私が引き受けてきたから、よろしくね!」

手作りクレクレママに物申す!娘を優先したい気持ちを伝えると?<作れるんでしょ? 6>【ママ友トラブル図鑑 Vol.70】

「最近、忙しいって言ったでしょう? だから、他の人の分まではもう作れないの」

その瞬間、坂井さんの目が少し険しくなりました。

「でもさ、結芽ちゃんのは新作でしょ? 自分の子のは作ってるんじゃん」

――それは、“自分の子には作れるくせに、他人のは断るの?”という理屈でした。

私ははっきりと言いました。

「……当たり前じゃない」

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