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コミックエッセイ ママ友トラブル図鑑

手作りクレクレママに物申す!娘を優先したい気持ちを伝えると?<作れるんでしょ? 6>【ママ友トラブル図鑑 Vol.70】

■誰かのためじゃなく、娘との思い出のために



坂井さんが目を見開きました。

手作りクレクレママに物申す!娘を優先したい気持ちを伝えると?<作れるんでしょ? 6>【ママ友トラブル図鑑 Vol.70】

「でも、お願いされて――」
「お願い? それって、私が受けたわけじゃないよね。あなたが『作ってくれって言われたから』って、勝手に引き受けただけじゃない」
「……」
「娘との時間を削って、誰かの“お願いごと”をこなすのが当たり前みたいに言われるの、もう嫌なの」

静かに、でもはっきりとお伝えしました。

坂井さんは少し唇を尖らせましたが、それ以上は何も言わずに立ち去りました。

その日の夕方、結芽が笑顔で言います。

「今日のカバン、みんなに見せたの! ママと作ったのって言ったら、先生もすごいねって言ってたよ!」
「ほんと? 良かったね」
「うん。ママと作るの、楽しいから大好き!」

その笑顔だけで、すべてが報われた気がしました。

これからも私は、娘と一緒に作ります。

誰かの“お願い”ではなくて、娘との“思い出”のために。

――それが、私の作りたいものだからです。

※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
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