コミックエッセイ 本当にあった読者のはなし
乳児に140cmの洋服!? 義姉からもらった迷惑な贈り物<義姉のお下がり呪縛 1>【本当にあった読者のはなし Vol.101】
■はじまりは「ありがたい」から
長男を産んだばかりの頃。義姉(夫の姉)が、赤ちゃん用のメリーやベビー服のお下がりを持ってきてくれました。
そのときは本当にありがたかったんです。
産後で寝不足つづき、思考もままならない中で、手を差し伸べてくれる存在が身内にいることが心強く感じられました。
義姉は前から世話焼きで、口調は強いけど面倒見のいいタイプ。
「これ、うちの子が使ってたけど、まだ全然きれいなのよ」
そう言いながら手渡す姿に、私は“頼れる姉”のような安心感すら覚えていました。
けれど、ありがたいと感じていたその気持ちは、ほんの束の間でした。
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