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コミックエッセイ 本当にあった読者のはなし

義姉からボロボロの人形が…非常識なお下がりに疲労困憊<義姉のお下がり呪縛 2>【本当にあった読者のはなし Vol.102】

■義姉に抱く、えっ?の違和感



そこから、義姉からの「お下がり攻撃」が始まりました。

あるときは使い古しのランドセル、義姉の子どもの靴まで。

義姉からボロボロの人形が…非常識なお下がりに疲労困憊<義姉のお下がり呪縛 2>【本当にあった読者のはなし Vol.102】

「これ、いいやつだから!」

そう言って押しつけてくる義姉の笑顔は、どこか誇らしげでした。

でもその“いいやつ”は、義姉にとっての話であって、今の私たちにとっては完全に不用品。

私はいつも曖昧に笑って受け取り、夫に小声で「これ、どうしよう……」とつぶやきます。

夫は「せっかくだしもらっとけば?」の一言。

“せっかく”という魔法の言葉が出た瞬間、私の中で反論の余地はなくなりました。

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