コミックエッセイ 本当にあった読者のはなし
「なんで私ばっかり!」妻の育児疲れから始まった夫婦の不和<義弟が離婚を決意するまで 2>【本当にあった読者のはなし Vol.121】
■義弟がほぼ全部の家事育児を負担することに
「僕も焦ってたんです。だから『じゃあ僕が全部やるよ』って言ってしまって」
その一言をきっかけに、彼は朝の支度から夜の片付けまで引き受けるようになりました。
出勤前に洗濯をまわし、保育園に送り、帰宅してから夕食を作る。
奥さんは仕事帰りにカフェで時間をつぶし、帰宅してもスマホを見て過ごしたそうです。
「最初はそれでもいいと思ったんです。彼女が機嫌よければ平和だし」
そう言って笑う彼の顔に、少し影が落ちました。
私はその「じゃあ僕が全部やるよ」という言葉が、優しさではなく、夫婦の分岐点だったのかもしれないと思いました。
その日から、彼の我慢は静かに始まったのです。
次回に続く(全10話)毎日更新!
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
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