コミックエッセイ 本当にあった読者のはなし
親権を取れなかった前妻。義弟が決めた離婚後の再出発<義弟が離婚を決意するまで 10>【本当にあった読者のはなし Vol.129】
■地元に帰り、息子と共に生きていく覚悟
やがて、この地元に戻る決意をした彼は、実家の近くに小さなアパートを借り、仕事も見つけたそうです。
「ここから、もう一度やり直します」
その言葉には、静かだけれど確かな力がありました。
話を聞きながら、私は思いました。7年前のあの結婚は、彼にも責任があったのだと思います。
本当は合わないと感じながらも、勢いに流され、「なんとかなる」と自分に言い聞かせていた。その甘さが、長い苦しみを生んだのかもしれません。
――そうして、数年ぶりに彼が私たちの家を訪れたのが、今日でした。
彼はコーヒーを両手で包みながら、ようやく心から微笑みました。
玄関の扉を開けると、春の風がふわりと吹き抜けました。
私は静かに思いました。
――彼はようやく、本当の意味で“家族”になれたのだと。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
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