2015年10月13日 12:30
変化する銀座の「GINZAジェントルマン」とは?【銀座三越メンズリモデルVol.01】
ネクタイやシャツのバリエーションが強化されたGINZAクローゼット(銀座三越5階)
銀座三越5階のメンズフロアが10月7日リモデルオープンした。湾岸エリアの開発、インバウンドの拡大など、この数年で同店を取り巻く周辺環境は大きく変化した。しかしながら、銀座で買い物をするという“粋”なスタイルは変わらない。前回のリモデル以降、前年比2ケタ増の伸びを持続する同店の掲げる銀座スタイルとは?
“粋な男の仕事時間の流儀”をテーマに、「GINZAジェントルマン」のビジネスシーンを新たに提案した同フロアの正木美地マネージャーに、今回のリモデルのポイントを聞いた。
――今回のリモデルは、2010年9月の増床リモデル以来となる大がかりなものです。最初に、前回のリモデルでメンズフロアのどこがどう変わったのかを教えていただけますか?
2010年以前の銀座三越は、比較的オーセンティックなお客様に支持されていました。客層も、わざわざ地方から銀座へお買い物にいらっしゃる方が多かった。メンズフロアとはいえ、女性の代理購買が多かったのも特徴ですね。
増床リモデル後は、男性顧客が増え、商品に対して高感度で拘りのあるお客様が増えました。