2015年12月3日 12:00
都現美で“ピクサー展”開催。『トイ・ストーリー』などアートワーク約500点を公開
ボブ・ポーリー|≪ウッディとバズ≫|『トイ・ストーリー』(1995年)|複製(マーカー、鉛筆/紙)
アニメーションスタジオ・ピクサーによる展覧会「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」が、16年3月5日から5月29日まで東京都現代美術館で開催される。
16年は、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』を始めとした数々の人気作品を世界に送り出してきたピクサーのスタジオ設立30周年の記念の年にあたる。同展は05年にニューヨーク近代美術館を皮切りに始まった世界巡回展で展示されたアートワークに、30周年を記念した新たな作品群を加えて開催される。
会場では、ピクサーに所属するアーティストやデザイナーがストーリーや映画のビジュアルなどを考える構想段階で生み出した、手描きのドローイングやパステル画、彫刻などを公開。『トイ・ストーリー』から最新作の『アーロと少年』まで、映画制作の源となったアートワーク約500点がラインアップされる。
さらに、世界巡回展のために特別に制作されたふたつのインスタレーションも登場する。そのうちのひとつである「トイ・ストーリー ゾートロープ」では、円盤の上にウッディやバズといった『トイ・ストーリー』のキャラクターの立体フィギュアを配置。