2015年12月7日 10:00
大御所二人が銀座で初の競演、ジュエリーデザイナー森暁雄×コシノヒロコ
森暁雄とコシノヒロコ
キャリア約50年という、日本のファッションの礎を築いた二人のデザイナーによる、初めてのコラボレーションが銀座のギャラリーで開催されている。
12月4日からKHギャラリー銀座でスタートした「森暁雄×コシノヒロコ The Beauty~ひらめき・きらめき・かがやき~」は、創作活動を開始して48年目となるジュエリーデザイナーの森暁雄のアクセサリーを、コシノヒロコのアーカイブ作品をキャンバスに見立て展示。洋服5点にアクセサリー約30点が贅沢に散りばめられた。
森は1966年パリ滞在中に象牙、べっ甲のアクセサリーに触発され創作活動を開始。パリコレでのデザイナーのアクセサリーやオペラや映画の装身具、特に黒柳徹子の舞台用アクサセリーを長きにわたって担当してきたことでも知られる。
コレクションをスタートして50年を超えたコシノヒロコとは、意外にも今回が初顔合わせとなった今回の企画。10代の頃から妹のコシノジュンコと友達だったことから、ヒロコのことを知るという森は、「ヒロコさんは自分にとって畏れ多くて、とても怖い存在。今年の春に年末に一緒に何かやりましょう、とお声がけいただいたものの、半信半疑だった」