2015年12月30日 19:00
ミハラ、ダダ、ノワール・ケイ ニノミヤを魅了した京都・細尾ジャガードのポップアップが新宿伊勢丹の新春を飾る
細尾ジャガードを採用したクリスチャン・ダダのルック
京都西陣で300年を越える織物業の歴史を持つ「細尾」のジャガード織にフォーカスしたポップアップショップ「Japanese Mode Designers by HOSOO Textile」が、16年1月5日まで伊勢丹新宿店本館3階で開催中だ。
同ショップでは、細尾のテキスタイルを使ったミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)、ノワール・ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)らのアイテムを紹介する。
細尾は近年、帯幅よりも広い幅のジャガード織機を持つ強みを活かし、ディオールやミキモトなどのラグジュアリーブランドのショップの壁紙にも自社のテキスタイルが採用されるなど、国内外問わず注目を集めている。同ショップの担当バイヤーは「洋服と着物の中間ともいえる和の要素をモダンに取り入れられるファッションを新年を迎えるタイミングで表現したい」と意気込む。
クリスチャン・ダダ15-16FWコレクションの中でも、細尾ジャガードをたっぷりと採用したロング丈のドレスやスカジャンが圧倒的な存在感を漂わせた。