トム・ブラウンが選んだモンクレール ガム・ブルーの究極のワンテーマ【16-17AWメンズ】
モンクレール ガム・ブルー16-17AWコレクション
モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)の16-17AWコレクションが、1月17日、ミラノメンズファッションウィークで発表された。デザイナーのトム・ブラウン(Thom Browne)が、今シーズンのテーマに選んだのは“カモフラージュ”。
コレクションの全ルックがグレー、ブルー、レッド、ホワイトの共通したカラーのカモフラージュ柄。モデルはすべて同柄の目出し帽で顔を覆い、目の周りもカモフラージュでメイクされているという徹底ぶり。モデルたちは会場をウォーキングした後、ステージ中央のカモフラージュ柄にスモークされた小部屋に格納されていく。フィナーレにトム・ブラウンの姿はなく、小部屋がフラッシュライトで点滅し、中に整列して座ったモデルの上に紙吹雪が舞い続けるという演出。
同ブランドがこれまでから基調としてきたモンクレールのアーカイブピースと、クラシカルなテーラードピースがベースとなっているが、過去発表されてきたシーズンのように、ボクシングや乗馬、ボートのような明確なスポーツ競技をテーマに掲げているわけでもない。
全身、全アイテムがカモフラージュ柄のため、それぞれのアイテムの細かなデザイン、素材、ディテールなどは客席からは判別がつかない。