くらし情報『ランバン、ジャンヌ・ランバンの美学に思いを馳せ紡ぐエレガンス【2016-17秋冬ウィメンズ】』

2016年3月24日 20:30

ランバン、ジャンヌ・ランバンの美学に思いを馳せ紡ぐエレガンス【2016-17秋冬ウィメンズ】

ランバン16-17AWウィメンズコレクション

2016春夏コレクションまでアーティスティック・ディレクターを務めたアルベール・エルバスが去り、初のコレクションとなるランバン(LANVIN)が3月3日、パリ・カルノー高校の体育館を会場に2016-17秋冬シーズンのショーを開催した。デザインはスタジオチームによる。80年代的なシルエットに、ジャンヌ・ランバンのアーカイブから引用した様々なモチーフ、そして19世紀のヴィクトリアン期のシルエットを加えてモダンに仕上げている。ドレーピングが美しいワンショルダーのワンピースや、2トーンのタフタをあしらったラッフルのミニドレスなど、エルバスの影響を色濃く残したアイテムも散見されたが、80年代というキーワードに沿って思い切った変化を遂げているのが特徴だ。大きなラッフルが揺れるスカートを合わせたキルティングのスーツや、ジャカード素材のジャケットとベルベットのハイウエストパンツのセットアップなどは、時代感を存分に味わうことのできるアイテムだが、ドロップショルダーにしたり、ややオーバーサイズにするなど、バージョンアップさせる工夫がなされている。ラッフルを飾ったレースのパッチワークドレスや、メタリックレースのパッチワークブラウスなど、このブランドらしい贅沢な素材使いのアイテムが目を引く。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.