2016年4月28日 11:00
ディオール オムが香港で初のショー。赤いネオンの壮観演出、アジアのセレブも集結
ディオール オム(DIOR HOMME)が4月22日、16-17ウィンターコレクションショーを香港のショウ・スタジオ(SHAW STUDIOS)で開催した。“ハイブリッド(混在・混成)”というアイデアを基盤に製作された16-17ウィンターコレクション。デザイナーの クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)は同コレクションについて、「現代人は誰しもひとつの枠には収まりません。私たち人間は複数の枠を同時に意識しながら生きています。ニューウェーブやスケートボードを身近に感じて育ってきた人たちもいますが、肝心なのはそうしたものやそうした人たちが今どういう姿へと成長しているかです。思い出や伝統の名残はあるとしても、ノスタルジックな感覚はありません。これが今回のハイブリッド化(混在化・混合化)なのです」と語っている。ショーは、“The Art of Falling Apart”をテーマに、エレクトロニック・ボディ・ミュージックの重低音に合わせて赤いネオンに照らし出される特設会場で開催。
モデルたちは、定番の赤・黒の格子柄「バッファロープレイド」や、ディオールのアイコンであるフラワーモチーフなどが施されたアイテムを纏ってランウェイを歩いた。