くらし情報『フリーダ・カーロの遺品シリーズ31点を公開、“写真界のノーベル賞”受賞写真家が銀座で個展』

2016年6月6日 12:00

フリーダ・カーロの遺品シリーズ31点を公開、“写真界のノーベル賞”受賞写真家が銀座で個展

Frida by Ishiuchi 2012/2016

(c) Ishiuchi Miyako


2014年に“写真界のノーベル賞”と言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家、石内都の個展「Frida is」が、6月28日から8月21日まで、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。1979年に、街の空気、気配、記憶を捉えた写真集『APARTMENT』で、第4回木村伊兵衛写真賞を受賞した石内都。2005年には、母の遺品を撮影した『Mother’s 2000-2005 未来の刻印』で、第51回ヴェネチア・ビエンナーレの日本代表に選出され、世界的に注目を集めるようになった。2007年より現在まで続く、原爆で亡くなった人々の遺品を撮影した『ひろしま』シリーズも国際的に高く評価され、近年は国内外で数多くの個展を開催。これまでに、大正、昭和に流行した着物、銘仙を撮影した『絹の夢』を発表したほか、子供の着物を撮り下ろした『幼き衣へ』を発表し、布や記憶にまつわる作品に精力的に取り組んでいる。また、2012年には、メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、フリーダの生家でもあるフリーダ・カーロ博物館で3週間にわたって撮影。その撮影の模様を捉えたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』が昨年公開され、話題を集めた。

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