くらし情報『自然と人がともに暮らす町。新潟で見た日本の原風景【新潟の旅プロローグ】』

2016年7月16日 18:00

自然と人がともに暮らす町。新潟で見た日本の原風景【新潟の旅プロローグ】

新潟県長岡市

(c) FASHION HEADLINE


初めて新潟を訪れた初夏のある日。トンネルの多いことで知られる上越新幹線に乗りこみ、びゅんびゅんと山の中を走り抜け、連れられた先にはカラっとした爽やかな風と若い緑がまぶしいのどかな風景が広がっていました。昔は当たり前だったであろう光景を新鮮に感じる、新潟にはそんな日本の原風景がありました。日本海を有し、四季の変化がはっきりしている新潟は美味しいものに恵まれています。最も有名なのは、日本最長の信濃川、その下流に広がる越後平野の田園。水が美味しい新潟には、良いお米と良いお酒があり、それに加えて日本海で揚がる豊かな海鮮、お酒好きにはたまらない町、誰しもが知る新潟の良いところってきっとこんな感じです。しかしそれだけではない、この旅を通じて新潟にルーツを持つデザイナー、クリエーター、職人さんたちに出会い、これまで知らなかったものづくりの町としても栄える新潟の魅力を知りました。新潟のほぼ中央部に位置する燕市は刃物の町として知られ、200年の歴史を持つ無形文化財 鎚起銅器「玉川堂」を始め、鍛冶から発展した世界レベルの金属加工技術を誇ります。
同じく国の重要無形文化財に指定されており、江戸時代初期から受け継がれる新潟西部は小千谷市の麻織物・小千谷縮(おぢやちぢみ)

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