2016年7月25日 12:00
クレマチスの丘、14人のアーティストが“動物”と“生命”をテーマにした展覧会「生きとし生けるもの」開催
Photo: SKKY, (c)mirocomachiko
14名のアーティストによる動物作品が集結する展覧会「生きとし生けるもの」が、7月24日から11月29日まで静岡県にあるヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。大切な家族や友として、生命を脅かす危険な敵として、人知を超えた聖なる神やその使いとして、いつでも人とともにあり続けた“動物”。同展では、淺井裕介、Eatable of Many Ordersの新居幸治、高木正勝、西島大介、ミロコマチコ、三沢厚彦ら多様な領域で表現活動を行う14名のアーティストが、“動物”と“生命”をテーマに制作した作品の数々を展示。絵画、彫刻、写真、映像、マンガ、詩などアーティストの想像力が生み出す作品が、美術館と庭園の空間を活かして展示される。多彩な作品を通して、人間社会の規範や固定観念を解きほぐし、現代の多様な動物と人間の関係を見つめ直す機会となっている。会期中には、シンポジウムやトークイベントなども開催。8月13日の18時からは、世界的に活躍する音楽家・映像作家の高木正勝が一夜限りのコンサートを実施。10月30日の12時30分から17時までは、展覧会参加作家の活動や作品に まつわる声に耳を傾け、様々な芸術の表現から現代の人と動物の関係を考えるシンポジウムが行われる予定だ。