2016年8月27日 11:00
ランドセルも“オンリーワン”の時代!三越伊勢丹バイヤーに聞く売上動向と人気型
三越伊勢丹のランドセルの販売が前年比140%ベースの売上で好調に推移している。今年、同社では昨年より約2週間早い6月15日からランドセルの販売を開始した。今年の最新ランドセル動向について、三越伊勢丹の担当バイヤーに話を聞いた。同バイヤーによれば、今年の売上のピークは3回あり、1回目はランドセルの販売をスタートした6月中旬、2回目は展開規模を拡大した7月上旬から、3回目はお盆の8月中旬で、それぞれ売れ筋にも特徴があるという。1回目のピークとなった6月中旬からの売れ筋は、子供服ブランドコキチカ(cokitica)と昭和10年創業の老舗ランドセル&鞄メーカー大峽製鞄(おおばせいほう)がコラボレーションした三越伊勢丹オリジナル「ニュースタンダードランドセル」(7万円)。カラーは全7色で展開していたが全て完売している。2回目のピークとなった7月上旬からの売れ筋は、ベーシックなデザインの「クラリーノキューブランドセル」(5万円)。人気の理由は、カラーバリエーションの豊富さや、ワンタッチロックと肩ひもを固定する部分をスライドし、成長に合わせたサイズ調整ができる“ミラくるっロック”など充実した機能面が挙げられるという。