くらし情報『ラフ・シモンズによる初のカルバン・クラインはアメリカとメゾンへの賛辞【2017年秋コレクション】』

2017年2月15日 15:00

ラフ・シモンズによる初のカルバン・クラインはアメリカとメゾンへの賛辞【2017年秋コレクション】

カルバン・クライン2017年秋コレクション

カルバン・クライン(Calvin Klein)は、2017-18年秋冬ニューヨークウィメンズファッションウィーク期間中の2月10日、チーフ・クリエイティブ・オフィサーにラフ・シモンズ(Raf Simons)が就任し初めてとなるコレクションを発表した。カルバン・クライン本部で開催されたランウェイショーは、米国人アーティストのスターリング・ルビー(Sterling Ruby)による、フリンジやロープ、デニム生地など用いたステージアートでエッジーに装飾され、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の楽曲で幕を開けた。注目の新人モデル・ルルがファーストルックで見せたミニマムなパンツルックの冒頭から、ショルダーやフラップポケットのディテールに古き良きアメリカのムードが漂う。複数のルックに登場したタートルネックの襟元には、ブランド本社のアドレスである“205”が刺繍され、シモンズらしいシンプルな遊び心を感じさせた。さらに、メンズのテーラードを用いたマスキュリンなダブルブレストジャケット、透明なPVCで覆われたドレスやコート、フロントにカラフルなフェザーをあしらったシースルードレス、デニムのセットアップ、バイカースーツなどが登場し、さまざまな服のクロスカルチャーが新しいフォルムを生み出していた。

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