くらし情報『ルイ・ヴィトン、ノマドのスタイルから導き出す境界線へのアプローチ【2017-18秋冬ウィメンズ】』

2017年3月8日 21:45

ルイ・ヴィトン、ノマドのスタイルから導き出す境界線へのアプローチ【2017-18秋冬ウィメンズ】

ルイ・ヴィトン2017-18年秋冬ウィメンズコレクション

(c)Louis Vuitton Malletier


ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、3月7日18時半(日本時間8日2時半)にパリ、ルーブル美術館の「マルリーの中庭」にて2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。メゾン創業当時から、デザインやサヴォアフェールという手段によって「境界線」へのアプローチを続けてきたルイ・ヴィトン。アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエールにとっても、それは大きなテーマのようだ。グローバル化したこの世界において、それは何を意味するのか――。あらゆるものがボーダーレスとなった今、彼が導き出した答えは移動を暮らしの軸とする「ノマド」というスタイルだった。今回のコレクションでは、モダンな都市と遥か彼方の地との融和、マスキュリンとフェミニンの境い目、昼と夜がゆっくり溶け合う瞬間、そしてメゾンの伝統と未来の出会い、そんなオブスキュアな概念から生まれたミックススタイルが提示された。ベースとなるのはジェスキエールが得意とするリアルなスポーティースタイル。クラシックなアメリカンスポーツウエアにスラブ民族風のアクセントを加えたり、袖にボリュームを持たせた都会的なシルエットのジャケットやブルゾンには、懐かしいフォークロア風のエッセンスを取り入れた。

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