2017年3月21日 21:00
ステラ マッカートニー、シグネチャークラシックを探求する旅路へ【2017-18秋冬ウィメンズ】
ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)が3月6日、パリで2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。今シーズンのステラ マッカートニーは、シグネチャーである“ステラクラシック”を探る旅路へと向かう。より明確でエフォートレスな方法によって、マスキュリンな装いに隠されたフェミニティーに思いを馳せる。そこには、ステラが愛する乗馬のエッセンスと、英国の歴史を感じさせるトラディショナルなディテールが溢れていた。乗馬のスタイルにインスパイアされたアイデアは、強調された肩のライン、手が隠れるほど長く引き伸ばした膨らみのある袖、スリムシェイプのトルソーに見て取れる。英国紳士を象徴するフォーマルな千鳥格子のダブルブレストジャケットやトレンチコート、チェスターコートなどは曲線が強調されたモダンなシルエットに生まれ変わり、クラシカルな雰囲気を纏った現代のハンサムウーマンが体現されている。全身を覆うハニー、サンド、ハバナ、ビスケット、グレーなどの柔らかいカラーパレットの中で存在感を放ったのは、18世紀の英国人画家ジョージ・スタッブスの名画「ライオンに怯える馬(Horse Frightened by a Lion)」