くらし情報『急逝したイラストレーター・安西水丸の個展、アトリエに残された作品を展示』

2019年1月16日 11:00

急逝したイラストレーター・安西水丸の個展、アトリエに残された作品を展示

2014年に急逝したイラストレーター・安西水丸の、アトリエに残された作品を展示する個展「安西水丸 ON THE TABLE」が、東京・神楽坂のかもめブックス内のギャラリー、ondo kagurazakaにて1月12日から2月3日まで開催されている。

急逝したイラストレーター・安西水丸の個展、アトリエに残された作品を展示

フリーのイラストレーターとして、広告、装幀、漫画、小説、エッセイなど多方面で活躍し、2014年3月に脳溢血のため急逝したイラストレーターの安西水丸。アトリエに残された作品を整理するなかで、個展のためだけに制作されたシルクスクリーンの作品が新たに見つかった。描かれた時期は1987年から1991年、安西が45歳から49歳の頃のものだ。

緊張感のある構図、引っ掻くような細い線、透明感のある色。同展では、その貴重なシルクスクリーン作品のうち10点を展示する。作品を収録した作品集『ON THE TABLE』も販売。2016年にスタートした出版レーベルBaciから刊行される同著は、第51回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞芸術書部門を受賞している。
また、一部の作品では、新たに刷り直したミクストメディアの版画も販売する。

急逝したイラストレーター・安西水丸の個展、アトリエに残された作品を展示

紙面の上にすっとひかれた一本の線が、地と天をわけ、空間をつくる“水平線”。

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