偉大なる写真家ピーター・リンドバーグが残した最後のディオール【ShelfオススメBOOK】
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。
■『Dior』Peter Lindbergh
ファッション写真界の巨匠、ピーター・リンドバーグが生前最後に残した出版プロジェクト。本書は、ディオールとのコラボレーションによりNYでシューティングされた165枚の未発表写真と、『VOGUE』など有名雑誌のためのシューティングを100枚以上を収録した2巻セットである。
ピーター・リンドバーグは、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)やシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)などこれまでディオールの歴代ミューズを撮り、その独特のスタイルで「レディ ディオール」と「ジャドール」のキャンペーンに名を記した。写真家生涯を通じて彼はディオールの最も近しいコラボレーターの一人だった。
この最後の本はピーター・リンドバーグにとって、そして我々にとっても大切なオリジナルの共同制作だった。NYのタイムズスクエアの喧騒を対立させたディオールの70年の歴史、これは範囲と規模の両面で並外れたリンドバーグのプロジェクトの背後にある概念であり、ディオールは例外的に前代未聞の数の高価な衣服をパリの保管庫から大西洋を横断して出荷して撮影を許可した。
ストリートシーンの断片では、サスキア・デ・ブロウ(Saskia de Brauw)、カレン・エルソン(Karen Elson)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)らモデルが人込みと足場を飛び回り、建物のファサードに映し出され、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の手縫い作品からマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の最新デザインまで、オートクチュールをまとっている。
リンドバーグのトレードマークであるモノクロとカラーの写真は、各衣服の複雑な作りとシルエット、テクスチャーを巧みに強調している。ピーター・リンドバーグの長年のコラボレーターであり友人であるフアン・ガッティ(Juan Gatti)によってデザインされたこの2巻本のあらゆる側面にリンドバーグ自身が存在する。第1巻には165点の未公開写真作品とーティン・ハリソンによる前書きを収録。第2巻はオートクチュールからプレタポルテ、メンズ、ウィメンズまで、『ヴォーグ』や『ハーパーズ バザー』などの雑誌に掲載されたディオールの100点以上の写真をキュレーションすることで、リンドバーグとディオールの深い関係に敬意を表す。
ファッションと写真の2本の柱とその時代を超越したコラボレーションに対する息をのむようなオマージュである。
【書籍情報】
『Dior』
写真:Peter Lindbergh
出版社:Taschen
言語:英語/ドイツ語/フランス語
ハードカバー/520ページ/370×280mm
発刊:2019年
価格:2万7,600円(為替により変動)
■Shelfオフィシャルサイトで『Dior』を購入する
■『Dior』Peter Lindbergh
ファッション写真界の巨匠、ピーター・リンドバーグが生前最後に残した出版プロジェクト。本書は、ディオールとのコラボレーションによりNYでシューティングされた165枚の未発表写真と、『VOGUE』など有名雑誌のためのシューティングを100枚以上を収録した2巻セットである。
ピーター・リンドバーグは、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)やシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)などこれまでディオールの歴代ミューズを撮り、その独特のスタイルで「レディ ディオール」と「ジャドール」のキャンペーンに名を記した。写真家生涯を通じて彼はディオールの最も近しいコラボレーターの一人だった。
この最後の本はピーター・リンドバーグにとって、そして我々にとっても大切なオリジナルの共同制作だった。NYのタイムズスクエアの喧騒を対立させたディオールの70年の歴史、これは範囲と規模の両面で並外れたリンドバーグのプロジェクトの背後にある概念であり、ディオールは例外的に前代未聞の数の高価な衣服をパリの保管庫から大西洋を横断して出荷して撮影を許可した。
その成果は衝撃的だ。タイムズスクエアの狂乱の中で、1947年に完成した「バー(Bar)」スーツ、「ハウス オブ ディオール」を立ち上げた名高いアンサンブルを着てアレック・ウェックが輝いている。
ストリートシーンの断片では、サスキア・デ・ブロウ(Saskia de Brauw)、カレン・エルソン(Karen Elson)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)らモデルが人込みと足場を飛び回り、建物のファサードに映し出され、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の手縫い作品からマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の最新デザインまで、オートクチュールをまとっている。
リンドバーグのトレードマークであるモノクロとカラーの写真は、各衣服の複雑な作りとシルエット、テクスチャーを巧みに強調している。ピーター・リンドバーグの長年のコラボレーターであり友人であるフアン・ガッティ(Juan Gatti)によってデザインされたこの2巻本のあらゆる側面にリンドバーグ自身が存在する。第1巻には165点の未公開写真作品とーティン・ハリソンによる前書きを収録。第2巻はオートクチュールからプレタポルテ、メンズ、ウィメンズまで、『ヴォーグ』や『ハーパーズ バザー』などの雑誌に掲載されたディオールの100点以上の写真をキュレーションすることで、リンドバーグとディオールの深い関係に敬意を表す。
ファッションと写真の2本の柱とその時代を超越したコラボレーションに対する息をのむようなオマージュである。
【書籍情報】
『Dior』
写真:Peter Lindbergh
出版社:Taschen
言語:英語/ドイツ語/フランス語
ハードカバー/520ページ/370×280mm
発刊:2019年
価格:2万7,600円(為替により変動)
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