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ティファニーが『プラダを着た悪魔2』と交差するとき──ジュエリー、映画、そして“セルリアン”のその先へ

FASHION HEADLINE
ファッション映画は、時代ごとの“美意識”を映し出します。そして『プラダを着た悪魔』は、2000年代以降のファッションカルチャーを語るうえで欠かせない作品のひとつでした。

Tiffany & Co. は、5月1日より世界公開された The Devil Wears Prada 2 を記念し、20世紀スタジオとのコラボレーションを発表しました。今回の取り組みは、単なるプロダクトタイアップではありません。ジュエリー、映画、都市、そして現代のラグジュアリーイメージが交差するプロジェクトとして展開されています。

ティファニーが『プラダを着た悪魔2』と交差するとき──ジュエリー、映画、そして“セルリアン”のその先へ
©Tiffany & Co.

ミラノという舞台
映画の中で重要な舞台として登場するのが、ミラノ・モンテナポレオーネ通りに位置するティファニーの旗艦店です。2025年10月に行われたロケでは、その建築的存在感と文化的背景が評価され、監督の David Frankel によって撮影場所として選ばれました。

ティファニーが『プラダを着た悪魔2』と交差するとき──ジュエリー、映画、そして“セルリアン”のその先へ
©Tiffany & Co.
歴史的なファッションストリートに佇むこのストアは、単なる“店舗”ではなく、ラグジュアリーそのものを象徴する空間として映画の中に組み込まれています。
ティファニーによれば、長編映画を通してストア内部が公開されるのは極めて稀な機会とのこと。

映画の中のジュエリー
劇中では、ティファニーのハイジュエリーも重要な存在感を放っています。なかでも象徴的なのが、「ブルー ブック」コレクションのネックレスです。プラチナ製のネックレスには、31カラットを超えるエメラルドカットのアクアマリンをセンターに据え、さらに328個・合計58カラット超のバゲットカットダイヤモンドが配されています。

ティファニーが『プラダを着た悪魔2』と交差するとき──ジュエリー、映画、そして“セルリアン”のその先へ
©Tiffany & Co.
また、Elsa Peretti によるプラチナ製のハイジュエリー ボーン カフも登場。各カフには100個以上のダイヤモンドが手作業でセッティングされ、彫刻作品のような存在感を放っています。

ティファニーが『プラダを着た悪魔2』と交差するとき──ジュエリー、映画、そして“セルリアン”のその先へ
©Tiffany & Co.
それらは単なる衣装協力ではなく、“人物像”や“空気感”そのものを形成する視覚言語として機能しています。“セルリアン”のその先へ
『プラダを着た悪魔』を象徴する有名なシーンのひとつに、“セルリアン”を巡るモノローグがあります。
今回ティファニーは、その象徴的なブルーのイメージに着想を得たグローバルソーシャルコンテンツも展開。らにミラノでは、クリエイターを招待した特別ツアーを実施し、映画撮影の舞台裏も公開しています。

映画の世界観をスクリーンの中だけで完結させるのではなく、都市体験やソーシャルメディア、そしてリアルな空間へと拡張していく。そこには、現代ラグジュアリーブランドにおける“物語の作り方”そのものが表れているようにも見えます。

ティファニーが『プラダを着た悪魔2』と交差するとき──ジュエリー、映画、そして“セルリアン”のその先へ
©Tiffany & Co.

ファッション映画は、なぜ今も機能するのか
ファッションと映画の関係は、長年にわたり続いてきました。しかしSNS時代において、映画は単なるストーリーテリングではなく、ブランドの世界観を共有する巨大なプラットフォームとしても機能しています。

『プラダを着た悪魔2』におけるティファニーの存在感は、その象徴と言えるかもしれません。ジュエリーを“見せる”だけではなく、都市、人物、感情、記憶の中へ自然に溶け込ませること。
そしてその体験を、スクリーンの外側へも接続していくこと。

ティファニーは今回のコラボレーションを通じて、ジュエラーの枠を超え、現代カルチャーにおけるラグジュアリーのあり方そのものを改めて提示しているようです。

INFORMATION
『プラダを着た悪魔2』
2026年5月1日より世界公開中

ティファニー × 20世紀スタジオ コラボレーション
モンテナポレオーネ旗艦店 ウィンドウインスタレーション展示期間:2026年5月末まで

提供:

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