クルマの中のラグジュアリーを都市へ──Mercedes-Benz STUDIO TOKYOが描く新しいブランド体験
近年、ラグジュアリーブランドの価値は、製品そのものだけでは語れなくなっています。何を所有するかではなく、どのような時間を過ごし、どのような世界観に身を置くのか。その体験全体がブランドの魅力として求められる時代です。
そんな中、メルセデス・ベンツが東京・表参道で新たな挑戦を始めました。2026年6月30日、「Mercedes-Benz STUDIO TOKYO」が拡張オープン。新たに「Mercedes-Benz LOUNGE」とバー「PANAMERICANA BAR by MUSIUM」を加え、クルマという枠組みを超えたブランド体験の拠点へと進化しました。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
しかし、ここで語られるのは自動車そのものではありません。そこにあるのは、メルセデス・ベンツが長年培ってきたラグジュアリーの価値観を、都市の中でどのように体験へと翻訳するかという試みです。
「メルセデスの交差点」という発想
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOは、メルセデス・ベンツのグローバルプロジェクトの一環として誕生しました。ブランドが掲げるテーマは、「メルセデスの交差点」。
伝統と革新。
静けさと賑わい。
テクノロジーとカルチャー。
異なる価値観が交わる場所として、表参道という東京を象徴する街が選ばれました。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
メルセデス・ベンツは1886年に世界初の自動車を生み出して以来、常に技術革新を追求してきました。しかし現在ブランドが見据えているのは、モビリティそのものだけではありません。
クルマの快適性を空間へ持ち出す
今回新設されたMercedes-Benz LOUNGEに足を踏み入れると、その思想がよく分かります。そこにはメルセデス・ベンツの車内空間にも採用されるBurmester®のサウンドシステムが設置され、ドイツのプレミアム家具ブランドROLF BENZのファニチャーが並びます。さらに、TRADMAN’S BONSAIによる盆栽が静かに空間を彩ります。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
それぞれは単なるインテリアではありません。
音。
家具。
アート。
日本的な美意識。
それらを組み合わせることで、メルセデス・ベンツが車内で追求してきた「心地よさ」を、都市のラウンジ空間へと拡張しているのです。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
高級車の魅力は、単に移動性能だけではありません。ドアを閉めた瞬間に訪れる静けさや安心感、素材に触れた時の質感、音に包まれる感覚。その体験をクルマの外側で表現したのが、このラウンジと言えるでしょう。
音楽とバーがつなぐ新たな体験
ラウンジ内に併設される「PANAMERICANA BAR by MUSIUM」は、その思想をさらに発展させています。運営を手掛けるのは、六本木のレコードバー「MUSIUM」を展開するマザーエンタテイメント。音楽体験やレコードカルチャーを取り入れながら、オリジナルドリンクやフードを提供します。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
バーの名称である「PANAMERICANA」は、1950年代にメキシコで開催された伝説的な公道レース「Carrera Panamericana México」に由来します。1952年にはメルセデス・ベンツ 300 SLがこの過酷なレースで成功を収め、ブランドのモータースポーツ史にその名を刻みました。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
提供されるカクテルにはラムを中心としたオリジナルレシピを採用。一部ドリンクはMercedes-Benz STUDIO TOKYO限定仕様のRIEDELグラスウェアで提供されます。
レースの記憶、音楽文化、バーという社交の場。そのすべてが重なり合いながら、ブランドの歴史を現代の体験へと変換しています。
ストリートカルチャーとの接点
今回のプロジェクトでもうひとつ象徴的なのが、アーティストVERDYとの協業です。大阪出身のグラフィックデザイナー/アーティストであるVERDYは、ファッションや音楽、ストリートカルチャーを横断しながら世界的な支持を集めています。
左) ゲルティンガー 剛 CEO、右)VERDY 氏 | Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
自動車ブランドとストリートカルチャー。かつてであれば距離のあった二つの領域ですが、いまラグジュアリーブランドはその境界を積極的に横断しています。
ファッション、アート、音楽、デザイン。
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOは、その交差点として機能しようとしているのです。
「Welcome Home」が示す未来
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOには、カフェ「Mercedes-Benz Cafe by I’m donut?」も併設されています。ここでは限定メニューも提供され、クルマに興味がある人だけでなく、日常的に立ち寄れる場所としての役割も担っています。
Courtesy of Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
メルセデス・ベンツは現在、自動車誕生140周年を迎えています。
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOが描こうとしているのは、クルマを販売する場所ではありません。ブランドの価値観そのものを都市の中で体験するための、新しいリビングルームなのかもしれません。
【INFORMATION】
Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
所在地:東京都港区南青山5-1-1 OMOTESANDO CROSSING PARK
営業時間:
【TEST DRIVE】
11:00〜18:00(最終受付17:00)
【Mercedes-Benz Cafe by I’m donut?】
11:00〜18:00(L.O.17:30)
【PANAMERICANA BAR by MUSIUM】
デイタイム営業:11:00 - 18:00(L.O. 17:30)
バータイム営業:18:00 - 23:00(L.O. 22:30)
*営業時間は変更となる可能性があります
そんな中、メルセデス・ベンツが東京・表参道で新たな挑戦を始めました。2026年6月30日、「Mercedes-Benz STUDIO TOKYO」が拡張オープン。新たに「Mercedes-Benz LOUNGE」とバー「PANAMERICANA BAR by MUSIUM」を加え、クルマという枠組みを超えたブランド体験の拠点へと進化しました。
しかし、ここで語られるのは自動車そのものではありません。そこにあるのは、メルセデス・ベンツが長年培ってきたラグジュアリーの価値観を、都市の中でどのように体験へと翻訳するかという試みです。
「メルセデスの交差点」という発想
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOは、メルセデス・ベンツのグローバルプロジェクトの一環として誕生しました。ブランドが掲げるテーマは、「メルセデスの交差点」。
伝統と革新。
静けさと賑わい。
テクノロジーとカルチャー。
異なる価値観が交わる場所として、表参道という東京を象徴する街が選ばれました。
メルセデス・ベンツは1886年に世界初の自動車を生み出して以来、常に技術革新を追求してきました。しかし現在ブランドが見据えているのは、モビリティそのものだけではありません。
それは、人々のライフスタイルの中にどのような豊かさを提案できるかという問いです。
クルマの快適性を空間へ持ち出す
今回新設されたMercedes-Benz LOUNGEに足を踏み入れると、その思想がよく分かります。そこにはメルセデス・ベンツの車内空間にも採用されるBurmester®のサウンドシステムが設置され、ドイツのプレミアム家具ブランドROLF BENZのファニチャーが並びます。さらに、TRADMAN’S BONSAIによる盆栽が静かに空間を彩ります。
それぞれは単なるインテリアではありません。
音。
家具。
アート。
日本的な美意識。
それらを組み合わせることで、メルセデス・ベンツが車内で追求してきた「心地よさ」を、都市のラウンジ空間へと拡張しているのです。
高級車の魅力は、単に移動性能だけではありません。ドアを閉めた瞬間に訪れる静けさや安心感、素材に触れた時の質感、音に包まれる感覚。その体験をクルマの外側で表現したのが、このラウンジと言えるでしょう。
音楽とバーがつなぐ新たな体験
ラウンジ内に併設される「PANAMERICANA BAR by MUSIUM」は、その思想をさらに発展させています。運営を手掛けるのは、六本木のレコードバー「MUSIUM」を展開するマザーエンタテイメント。音楽体験やレコードカルチャーを取り入れながら、オリジナルドリンクやフードを提供します。
バーの名称である「PANAMERICANA」は、1950年代にメキシコで開催された伝説的な公道レース「Carrera Panamericana México」に由来します。1952年にはメルセデス・ベンツ 300 SLがこの過酷なレースで成功を収め、ブランドのモータースポーツ史にその名を刻みました。
提供されるカクテルにはラムを中心としたオリジナルレシピを採用。一部ドリンクはMercedes-Benz STUDIO TOKYO限定仕様のRIEDELグラスウェアで提供されます。
レースの記憶、音楽文化、バーという社交の場。そのすべてが重なり合いながら、ブランドの歴史を現代の体験へと変換しています。
ストリートカルチャーとの接点
今回のプロジェクトでもうひとつ象徴的なのが、アーティストVERDYとの協業です。大阪出身のグラフィックデザイナー/アーティストであるVERDYは、ファッションや音楽、ストリートカルチャーを横断しながら世界的な支持を集めています。
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOでは、VERDYとのアートプロジェクトを始動し、今後さまざまな展開を予定しています。
自動車ブランドとストリートカルチャー。かつてであれば距離のあった二つの領域ですが、いまラグジュアリーブランドはその境界を積極的に横断しています。
ファッション、アート、音楽、デザイン。
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOは、その交差点として機能しようとしているのです。
「Welcome Home」が示す未来
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOには、カフェ「Mercedes-Benz Cafe by I’m donut?」も併設されています。ここでは限定メニューも提供され、クルマに興味がある人だけでなく、日常的に立ち寄れる場所としての役割も担っています。
メルセデス・ベンツは現在、自動車誕生140周年を迎えています。
その節目にブランドが掲げるキーワードのひとつが「Welcome home」です。それは単なるスローガンではありません。ラウンジ、バー、カフェ、音楽、アート。それらを通じて生み出されるのは、「帰ってきた」と感じられる居場所の感覚です。
Mercedes-Benz STUDIO TOKYOが描こうとしているのは、クルマを販売する場所ではありません。ブランドの価値観そのものを都市の中で体験するための、新しいリビングルームなのかもしれません。
【INFORMATION】
Mercedes-Benz STUDIO TOKYO
所在地:東京都港区南青山5-1-1 OMOTESANDO CROSSING PARK
営業時間:
【TEST DRIVE】
11:00〜18:00(最終受付17:00)
【Mercedes-Benz Cafe by I’m donut?】
11:00〜18:00(L.O.17:30)
【PANAMERICANA BAR by MUSIUM】
デイタイム営業:11:00 - 18:00(L.O. 17:30)
バータイム営業:18:00 - 23:00(L.O. 22:30)
*営業時間は変更となる可能性があります