『耳をすませば』背景画家・井上直久の個展が銀座三越で、「イバラード」の世界を堪能する新作原画＆版画

画家・井上直久の個展「イバラードの世界井上直久絵画展」が、2023年12月20日(水)から12月25日(月)まで、銀座三越にて開催される。

『耳をすませば』背景画を手掛けた画家・井上直久の個展
井上直久は、スタジオジブリの長編アニメーション映画『耳をすませば』の背景画を手掛けたことで知られる画家だ。彼の心の中にある風景を「イバラード」と名付け、絵画や漫画作品の舞台として描き出し、これまで多くの画集や絵本を刊行してきた。「イバラード」の世界観は、『耳をすませば』の挿話『バロンのくれた物語』でも用いられており、主人公・月島雫が生み出す空想物語の世界の元となっている。

また、井上は、スタジオジブリの短編アニメーション『星をかった日』の原作者であり、『星をかった日』は三鷹の森ジブリ美術館の「土星座」や愛知のジブリパークにて上映されている。井上は国内で活躍するだけでなく、パリやニューヨークでも個展を開催し、人気を博してきた。

最新作の原画や版画を展示販売
「イバラードの世界井上直久絵画展」では、そんな井上による最新作の原画や版画を一堂に展示し、販売を行う。会期中は井上も来場し、ライブペインティングを実施するため、目の前で「イバラード」